みちのくの玄関口・福島県は緑豊かな自然と会津地方を始めとする伝統が魅力です。また、ラーメンから果物まで魅惑のグルメが揃います。東日本大震災から復興を遂げつつある福島県に是非足を運んでみませんか?
それでは、福島県観光の必須情報である福島ご当地グルメ・15の代表的観光スポット・おトクな切符・おすすめのホテル、旅館をご紹介していきます。
ご当地グルメ
福島牛
福島牛とは福島県で育てられた黒毛和牛で、肉質4等級以上のものを「銘柄福島牛」としてブランド認定しています。
そもそも福島県には山々から流れる澄んだ伏流水、四季による寒暖差、餌となる草が育つ肥沃な土壌など美味しい牛肉を育てる条件が揃っています。そんな福島牛の特徴は赤身と脂身のバランスの良さです。福島牛を一口頬張れば、噛み締めるたびに肉の旨味が溢れ出し、上品で爽やかな脂が口に余韻を残すでしょう。福島牛の脂は融点が低く、旨味成分のオレイン酸を多く含むため上品な旨さを味わえるのです。
認知度は他のブランド牛と比べて十分ではないですが、その旨さは全く引けを取りません。福島に来れば福島牛をぜひ味わってください。
オススメ店舗
福島牛焼肉 牛豊 朝日店、福島牛焼肉 牛豊 八山田店
福島県産フルーツ
福島県は桃や梨、リンゴ、サクランボなど数多くのフルーツが栽培・出荷されるフルーツ王国です。特に県北部は主要な生産地となっています。
特におすすめの果物が桃です。阿武隈川流域では、福島の清流と盆地特有の気候、豊かな土壌を活かし甘くジューシーな桃が栽培されます。特に「あかつき」は、福島を代表する品種でその華やかな甘さは子供から大人まで病みつきになるでしょう。
桃以外にも初夏の訪れを告げるサクランボ、みずみずしく優しい甘さの梨、シャリッとした食感と爽やかでありながら濃い甘みが特徴のリンゴなど美味しい果物が多く栽培されています。お土産などに是非購入してください。
喜多方ラーメン
札幌ラーメン、博多ラーメンと並び日本3大ラーメンに数えられる喜多方ラーメン。喜多方市発祥の喜多方ラーメンの特徴は、醤油ベースのあっさりとした味わいです。麺はモッチリとした太めのちぢれ麺、具にはチャーシューを乗せます。
喜多方ラーメンの歴史は大正時代に遡り、「源来軒」創業者が支那そば屋台で商売を開始したのが最初とされます。その後、多くの商店がラーメン屋を開業し、一般に浸透していきました。2006年の市町村合併前には人口当たりのラーメン店舗数が日本一でした。
市内には朝からラーメンを提供する店舗が複数あります。また、ラーメンのベースも醤油以外にも塩や味噌など店ごとのバリエーションがあります。喜多方に来れば、朝ラーで1日を開始し、ラーメンを食べ歩きましょう。
オススメ店舗
坂内食堂 本店、まこと食堂、食堂なまえ、喜多方ラーメン 喜一、松食堂、ラーメンうめ八、ラーメン 一平、源来軒、喜多方 満喜
白河ラーメン
白河ラーメンは白河市発祥のご当地ラーメンです。喜多方ラーメンとの違いはスープや麺のちぢれ具合などにあります。麺は喜多方ラーメンより加水率が高いため、更にちぢれた麺となっています。また、スープは豚骨と鶏ガラをベースにしたしょうゆ味で、喜多方ラーメンよりやや味が強めです。具はチャーシューを中心にメンマやほうれん草などが乗せられます。喜多方ラーメン同様、飽きの来ないシンプルながら奥の深い味わいが人気の秘密です。
また、白河市にはワンタン麺を提供する店が数多くあります。その理由は、白河ラーメン発祥の店・とら食堂でワンタン麺が提供されていたためです。
福島の玄関口である白河市でご当地ラーメンを食し、福島を実感しましょう。
オススメ店舗
とら食堂、火風鼎、手打中華 すずき、いまの家、白河手打ちラーメン あずま食堂、手打ちラーメン 英、白河手打ラーメン かづ枝、手打中華 すずき
円盤餃子
福島市は知る人ぞ知る餃子王国です。戦後満州から引き上げた人々が、現地で覚えた味を福島で広げたため、餃子文化が広がったと言われています。そんな福島の代名詞的餃子が円盤餃子です。円盤餃子は、餃子がお皿一杯に円盤状に盛り付けられた独特の形状をしています。その理由は、フライパンで一度になるべく多くの餃子を焼き、それらをお皿に直接移すためです。
味はお店毎に特徴がありますが、皮はしっかりと焼かれ、カリッとした食感です。また、皮の中には野菜がたっぷり入ったヘルシーでジューシーな餡が包み込まれています。そのため、一皿20〜30個近くありますが、ペロッと平らげることができます。キンキンに冷えたビールと熱々の餃子を共に食べれば、食欲が止まらなくなるでしょう。
オススメ店舗
餃子 照井 飯坂本店、山女、元祖円盤餃子 満腹、餃子酒家 照井、焼肉・円盤餃子 ひたち、餃子の丸福
会津ソースカツ丼
大正時代から会津の地で市民から愛されてきたご当地グルメがソースカツ丼です。熱々の白米の上に千切りキャベツを、更にそこに熱々サクサクのカツを乗せてウスターソースをかけます。この組み合わせは間違いなく美味しいですね。2004年に伝統会津ソースカツ丼の会が発足し、PR活動を行ったことで、全国的な知名度を得ました。煮込みソースカツ丼を提供している店舗もあるので、通常のカツ丼と食べ比べるのも良いでしょう。
会津若松市内に100店舗以上あるとされるソースカツ丼提供店は、店ごとにソースの味に特徴があります。ただし、多くの店舗が粘度高めの中濃系ソースを提供しています。どの店でもボリュームたっぷりであるため、お腹と心を満たしてくれるでしょう。
オススメ店舗
十文字屋、なかじま、とんかつとん亭、白孔雀食堂、お食事処 むらい、よしのや食堂
観光スポット15選
大内宿 下郷町
大内宿は日光と会津を結ぶ会津西街道の宿場として江戸時代に栄えました。大内宿内は、道の両側に茅葺屋根の建屋が均等に並び立ちます。また、身分が高い大名などが寝泊まりした本陣や脇本陣が往時のまま現存しており、大内宿内を歩けば江戸時代の旅人の気分となれます。四季を通して魅力に溢れますが、冬の雪が積もった大内宿は芸術的な美しさであり特におすすめです。
江戸時代以降は、明治政府が新たに定めた新街道から外れたことで賑わいが薄れていきました。しかし、その決定により代化の波に乗り遅れた大内宿は、江戸時代の姿をそのまま残すこととなりました。その後、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことで、福島を代表する観光地となり、現在では年間約80万人が訪れます。現在は、土産物店や旅館、蕎麦屋などの飲食店が軒を連ねています。
・アクセス 会津線湯野上温泉駅からバスで約15分
・ホームページ
鶴ヶ城(会津若松城) 会津若松市
会津若松のシンボルである鶴ヶ城。大きな特徴の一つが天守閣の赤瓦です。全国でも唯一の赤瓦と白く美しい城壁の相性は抜群です。
桜の名所100選にも選ばれる桜の名所でもあり、1000本のソメイヨシノが場内には植えられています。桜の季節はライトアップが行われ、夜桜と夜空に浮かぶ鶴ヶ城を一目見ようと多くの観光客で賑わいます。
現在の美しい天守閣は戦国時代の蒲生氏郷が統治していた時代に建造されました。その後、わずか一年間ですが伊達政宗が城主をつとめた時期もありました。また、鶴ヶ城は戊辰戦争時の白虎隊の悲劇でも知られます。当時16〜17の青年達で構成された白虎隊は鶴ヶ城で敗走し、近くの飯盛山へ向かいました。城が陥落したと考えた白虎隊は、主君に殉ずるため自ら命を絶ったのです。
白虎隊の悲劇や会津の歴史などは天守閣の博物館で学ぶことができます。鶴ヶ城に足を運び、この街が持つ独自の歴史を肌で感じましょう。
・営業時間 8時30分~17時
・料金 入園自由。鶴ケ城天守閣は入場大人520円、子供150円
・アクセス JR会津若松駅→まちなか周遊バスハイカラさんで20分
・ホームページ
さざえ堂 会津若松市
さざえ堂は世界的にも珍しい木造建築の二重螺旋構造を持った建築物です。当時この地にあった寺の住職、僧郁堂が1796年に建造しました。正式名称は円通三匝堂上といいます。かつてはお堂内に西国三十三観音像が設置されており、参拝を行えました。
さざえ堂内は、上りと下りが別の通路として分かれている一方通行で、行きと帰りの参拝者がすれ違うことなくお堂から出ることができます。また、さざえ堂内は階段ではなく、床に滑り止めの桟が打ち込まれたスロープ状になっています。このような特殊な建築構造が認められ、平成8年に国の重要文化財に認定されました。
さざえ堂は飯盛山の中腹にありますが、さざえ堂まで有料のスロープが設置されており楽々と参拝することができます。世界的にも珍しい独特の建築を体験したい方は是非足を運んでください。
・営業時間 8:15 ~ 日没 (4月~12月)、9:00 ~ 16 : 00(1月~3月)
・料金 大人400円、高校生300円、小中学生200円
・アクセス 【電車】JR磐越西線会津若松駅からからハイカラさん・あかべぇ「飯盛山下」下車、徒歩5分
【車】磐越自動車道:会津若松ICより約15分
・ホームページ
野口英世記念館 猪苗代町
猪苗代湖の湖畔にある野口英世記念館は、猪苗代町出身の細菌学者である野口の生涯とその功績を展示した資料館です。
千円札に描かれた肖像画でもお馴染みの野口英世。梅毒の研究で大きな成果を出したことや、黄熱病の研究で知られます。1928年に研究対象としていた黄熱病に自ら罹患し亡くなりました。存命中から研究成果は高く評価され、ノーベル生理学医学賞を受賞しまいます。
記念館では、野口の生家や「志を得ざれば再び此地を踏まず」と東京で医者となる決意を固め、故郷を離れる際に生家の柱に刻んだ言葉が残されています。その他の見所として、細菌に関する展示や野口の1日を描いたポップな漫画、ユーモラスかつリアルな動きの野口英世ロボットなどがあります。日本を代表する偉人・野口英世について詳しくなること間違いなしです。
・営業時間 4月~10月 9:00~17:30、11月~3月 9:00~16:30
・料金 大人(15歳以上)800円、こども(小中学生)400円、未就学児 無料
・アクセス JR磐越西線猪苗代駅から磐梯東都バス「金の橋・会津レクリエーション公園行き」野口英世記念館前下車1分
・ホームページ
五色沼湖沼群 北塩原村
五色沼湖沼群とは磐梯山の北側に広がる数百もの湖の呼称です。1888年に磐梯山が噴火し、小磐梯が山体崩壊したことにより、川が堰き止められ幾重もの湖が形成されました。
湖沼群最大の特徴は湖によりその色合いが全く異なることです。そのため、五色沼という名称の由来になっています。湖沼群の中で最も青い青沼、一番大きな毘沙門沼と二番目の弁天沼、三色の色に染まる深泥沼、水は緑で周囲の草木が赤い赤沼、朝日の美しい秋元湖、抜群の透明度を誇る柳沼など湖ごとに様々な顔を持ちます。湖ごとに含まれる成分や植生によりこのような違いが生まれるのです。
最もおすすめの時期は紅葉シーズンで、湖に紅く燃える山々が美しく映えます。散策路が設けられているので、のんびりと自然を満喫したい方におすすめです。
塔のへつり 下郷町
塔のへつりは阿賀川沿いの全長200メートルに渡って存在する奇岩・奇石スポットです。へつりとは会津弁で川に迫る断崖のことを指し、川沿いには塔のような形をした断崖が立ち並びます。100万年もの歳月を経て、侵食と風化により形成された奇岩は必見です。吊り橋がかけられており、橋からは川と断崖を見渡すことができます。この吊り橋はユラユラと揺れるため、スリル満点です。また、吊り橋を渡ると坂上田村麻呂が創ったと伝わる小さなお堂があり、商売繁盛や記憶力増進のご利益があるとされています。
塔のへつり訪問には秋がおすすめです。絶壁に生い茂る植物が紅く彩られ、落ち葉が川に舞い落ちる様子は風情があります。周辺には土産点や飲食店があり、買い物と食事にも困りません。
・アクセス 【電車】会津線塔のへつり駅から徒歩約5分
【車】磐越自動車道会津若松ICから約50分、東北自動車道白河ICから車約60分
三春滝桜 三春町
日本三名桜の一つとされる三春滝桜は三春町のシンボルです。大正11年に桜として初めて国の天然記念物に認定されました。樹齢は推定1000年以上、高さ12メートル、根回り11メートルの巨大な長寿桜です。4月上旬から中旬が見頃で四方に広がった枝から淡いピンクの花を咲かせます。夜間はライトアップされ、昼とは一味異なる美しさを見せます。
古くから三春藩が御用木と指定していた三春滝桜ですが、江戸時代に三春出身の歌人がその美しさを都に広め、全国的に広く知れ渡りました。
三春町は三春滝桜以外にも福聚寺の紅しだれ桜や紅枝垂地蔵桜、合戦場のしだれ桜、福田寺の糸桜など美しい桜が数多く点在しています。これらの桜も三春滝桜の子孫樹とされています。春に福島を訪れる場合は、三春町に立ち寄り美しい桜を鑑賞することをおすすめします。
・料金 300円(桜の時期のみ)
・アクセス 【電車】三春駅からバス及びタクシーで20分
【車】郡山東IC又は船引三春ICから15分程度
・ホームページ
アクアマリンふくしま いわき市
アクアマリンふくしまはいわき市にある福島を代表する水族館です。世界的にも非常に珍しいクラカケアザラシ、新種の深海魚、珊瑚礁に住む熱帯魚、更には絶海の地に住むトドなどの海獣が飼育されています。クラカケアザラシなどアクアマリンふくしまでしか見られない生物が飼育されているため、水族館好きの方は是非訪れてみて下さい。
水族館内の見どころの一つが館内最大の大きさを誇る黒潮水槽とすぐそばの親潮水槽です。水槽内にはカツオやカタクチイワシ、マグロの仲間など黒潮流域で生息する生物が展示されています。
その他にも生きた化石と呼ばれるシーラカンスの標本が2種類展示されています。2種同時に見られるのは世界でもここだけです。また、福島県の川と海というテーマで県内に生息するイトヨやヤリタナゴなどの在来種も展示されています。子供が楽しめる観光スポットであるため、家族全員・子連れ旅行におすすめです。
・営業時間 3月21日~11月30日 9:00~17:30開園、12月1日~3月20日 9:00~17:00
・料金 大人:1800円、高校生:900円、中学生:900円、小学生:900円
・アクセス 【電車】JR泉駅からバス約15分「イオンモールいわき小名浜」バス停下車徒歩約5分
【車】いわき湯本ICから約20分
・ホームページ
花見山公園 福島市
花見山公園は福島市に位置する桜の名所です。ソメイヨシノ、トウカイザクラ、ヒガンザクラ、ジュウガツザクラなどの多数の桜をはじめ、梅やあじさい、ハナモモ、スイレンなどの花々を鑑賞できます。花卉園芸農家の一家が約70年以上にわたり作り上げた私有地公園で、一般公開されているため誰でも訪問可能です。花の撮影をライフワークとしていた、故・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と全国に紹介し、一躍有名となりました。現在では年間20万人が公園を訪れます。
おすすめの季節はもちろん桜が咲き乱れる4月上旬から下旬です。公園内が淡いピンク色に染まり、その景色は圧巻です。また、公園内山頂からは福島市街を見渡せます。花好きの方は是非春の花見山公園を訪問してみてください。
・営業時間 散策自由(私有地につき、日没~早朝の散策はご遠慮ください)
・料金 無料
・アクセス 【電車】JR東北新幹線福島駅東口から臨時バス花見山号で15分
【車】福島西・福島飯坂・福島大笹生ICからそれぞれ30分
・ホームページ
飯坂温泉 福島市
奥州三名湯に数えられる飯坂温泉は福島県の奥座敷と呼ばれ、ヤマトタケル伝説にも登場した歴史ある名湯です。松尾芭蕉がこの地で宿を取った記録がおくのほそ道にも記されています。現在の温泉街には、摺上川沿いに約60の旅館が軒を連ねます。温泉街全体は川にかかる大正4年建造の十綱橋から見渡せます。
温泉内には9つの共同浴場があり、飯坂温泉発祥の温泉とされる鯖湖湯や十綱の湯などがあります。また足湯が設置されており、軽く温泉を楽しみたい方にもおすすめです。
飯坂温泉内の飯坂八幡神社では毎年10月に日本三大けんか祭の一つである「飯坂けんか祭り」が開催され、大勢の人々で賑わいます。その他にも、温泉周辺には旧堀切邸や医王寺など歴史を感じるスポートが多く並びます。東北を代表する名湯をぜひご訪問ください。
・アクセス 【電車】JR東北新幹線・東北本線福島駅から福島交通飯坂線約20分、飯坂温泉駅下車
【車】東北自動車道福島飯坂ICから車約10分
・ホームページ
猪苗代湖・磐梯山 猪苗代町
全国4位の規模を持つ猪苗代湖は、その美しさから天鏡湖の別名を持ちます。麓にそびえ立つ磐梯山が水面に移す出される様子は、四季を通じて異なる美しさを見せます。
最もおすすめの季節は冬です。冬にはシベリアから2000匹以上の白鳥が飛来します。また、強風により湖から吹き上げられた水しぶきが木の付着する、しぶき氷が見られます。湖上では遊覧船が運行されており、船から湖の美しさを実感することができます。
磐梯山は会津富士とも呼ばれ、日本百名山に選定される標高1816メートルの山です。リフトを利用すれば片道2時間程度で山頂まで向かえます。単独峰であるため、その眺めは格別で眼下には猪苗代湖、更にはみちのくや那須の山々が見渡せます。
・アクセス 【電車】JR磐越西線猪苗代駅下車
【車】磐越自動車道猪苗代磐越高原ICより車で約3分
磐梯熱海温泉 郡山市
郡山市にある磐梯熱海温泉は、約800年前に開湯した温泉で、美人の湯として知られています。アルカリ性の泉質で、滑らかな石鹸のように入浴者を包むお湯が美人の湯と言われる所以です。やけどや皮膚病に効能があるとされています。五百川沿いには約20軒の温泉旅館が立ち並びます。勿論、日帰り温泉や足湯利用も可能ですので、時間に応じて温泉を楽しみましょう。
周辺には数多くのスポーツ施設が立ち並び、磐梯熱海スポーツパークではサッカー場やスケート場があります。また、郡山ユラックス熱海は温泉とプールを始めとするスポーツ施設や多目的ルームを兼ね備えたコンベンション施設となっています。子供たちとスポーツ施設で遊んだあとに、温泉旅館で旅の疲れを癒やすのがおすすめです。
・アクセス 【電車】JR磐越西線磐梯熱海駅からすぐ
【車】東北自動車道「郡山JCT」から磐越自動車道 車で12分
・ホームページ
あぶくま洞 田村市
あぶくま洞は田村市にある全長約600メートルの鍾乳洞です。鍾乳洞内には天井から垂れ下がる鍾乳石や石柱、洞穴シールドなど数千万年の歳月をかけて形作られた自然の造形が見られます。洞内は年間を通して15℃前後であり、夏場でも羽織物を持参するのが良いでしょう。足元は非常に滑りやすいため、サンダルなどではなく必ず靴で訪問しましょう。また、所々通路が狭くなっている箇所があるため、汚れても良い服での訪問がベターです。
洞内の滝根御殿は天井まで高さ30メートルになる鍾乳洞内最大の空間で、コンサートを行うこともあります。また、恋人の聖地に選ばれているため、カップルで訪れて洞窟内の誓いの鐘を鳴らすと良い思い出になるでしょう。
・営業時間 8:30~17:00
・料金 大人 (高校生以上) 1,200円 中学生800円 小学生600円
・アクセス 【車】郡山JCTから磐越自動車道⇒「小野IC」より約15分
【電車】JR磐越東線神俣駅からタクシーで5分
・ホームページ
スパリゾートハワイアンズ いわき市
スパリゾートハワイアンズは常夏のハワイをモチーフとしたリゾート施設です。館内は通年28℃に設定され、南国感あふれるウォーターパークゾーンでは、3種のウォータースライダーやハワイを再現した飲食店、ポリネシアンショーが開催されるシアター、ハワイの歴史を学べる博物館などがあります。その他にも、フラダンスをはじめとした様々なショー、高低差40メートルとスリル満点のボディスライダー「ビッグアロハ」などが楽しめます。
たっぷり施設で遊んだあとは、世界最大級の広さを誇る露天風呂「江戸情話与一」て疲れを癒やしましょう。
スパリゾートハワイアンズでは、プール・露天風呂共にすぐ近くのいわき湯本温泉のお湯を使用しており、大きな魅力となっています。子連れ旅行、家族旅行、学生旅行など皆で盛り上がりたい方は是非スパリゾートハワイアンズをご訪問ください。
・営業時間 平日:10:00〜22:15、土曜日・日曜日・祝日:9:00〜22:15
・料金 大人:3,570円、小人:2,250円、幼児:1,640円
・アクセス 【電車】JR湯本駅からバス約15分
【車】いわき湯本ICから約3分
・ホームページ
尾瀬国立公園 檜枝岐村・南会津町
尾瀬国立公園は福島県・栃木県・群馬県・新潟県にまたがる総面積37,222haの国立公園です。福島県内では檜枝岐村と南会津町が公園内に含まれ、観光スポットとして百名山に選ばれている会津駒ヶ岳と燧ヶ岳、更に尾瀬沼などがあります。
公園内には数多くの木道が設置されており、散策やトレッキングにおすすめです。百名山へのトレッキングは上級者向けなので、体力に自信のない方は尾瀬沼周辺をのんびり散策するのが良いでしょう。
公園内では約900種もの花々が確認されています。尾瀬を代表する花であるミズバショウは5〜6月頃、夏の主役ニッコウキスゲは7月〜8月頃、秋の草原を爽やかに染めるリンドウは9〜10月が見頃になります。自然の中で都会の喧騒を忘れたい方は、是非尾瀬を訪れてください。
・アクセス(尾瀬沼) 野岩鉄道会津高原尾瀬口駅から会津バス・シャトルバスで2時間、そこから徒歩1時間
→尾瀬高原には様々な入り口があります。ご自身の観光予定と合う、最適な入り口からご入場ください。
その他の観光スポット
(会津若松・会津坂下・金山・湯川・北塩原・柳津)
・観光スポット
会津武家屋敷、会津藩校日新館、諸橋近代美術館、円蔵寺、グランデコスノーリゾート、日中線しだれ桜並木
・道の駅
道の駅 猪苗代、道の駅 裏磐梯、道の駅 奥会津かねやま、道の駅 あいづ 湯川・会津坂下、道の駅 会津柳津
(福島・二本松・平田・国見・伊達・小野)
・観光スポット
会津藩校日新館、東北サファリパーク、開成山公園、二本松城跡、霞ヶ城公園、白河小峰城跡、南湖公園
・道の駅
道の駅 国見 あつかしの郷、道の駅 伊達の郷 りょうぜん、道の駅 安達 、道の駅つちゆロードパーク、道の駅 ひらた
(いわき・南相馬・浪江・飯舘・楢葉・双葉)
・観光スポット
いわき・ら・ら・ミュウ、いわき湯本温泉、白水阿弥陀堂、いわき市石炭・化石館 ほるる、三崎公園、いわきマリンタワー、天神岬スポーツ公園
・道の駅
道の駅 よつくら港、道の駅 なみえ、いいたて村の道の駅までい館、道の駅 ならは、道の駅 そうま
福島観光モデルコース
一泊二日
●1日目
・午前
大内宿散策
・午後
塔のへつり観光→鶴ヶ城観光→さざえ堂観光
●2日目
・午前
五色沼観光
・午後
猪苗代湖・磐梯山観光→飯坂温泉観光
二泊三日
●1日目、2日目
・一泊二日の観光ルートと同じ
●3日目
①尾瀬国立公園へ向かう場合
→2日目の午後は飯坂温泉には向かわず、会津から尾瀬方面に向かいましょう。
・午前中
尾瀬沼散策
・午後
会津駒ヶ岳登山もしくは周辺を散策
②いわき市方面へ向かう場合
・午前
あぶくま洞観光
・午後
アクアマリンふくしまorスパリゾートハワイアンズ訪問
福島までのアクセス
関東から
①新幹線・電車
福島市へ向かう場合は、東京駅から東北新幹線のやまびこ号・つばさ号を利用して福島駅に向かいます。所要時間は約1時間40分です。運賃は他の移動手段と比べると割高ですが、最速で福島へ向かえます。
会津若松市へ向かう場合、郡山駅まで新幹線を利用し、郡山駅からは磐越西線に乗車します。所要時間は2時間30分です。
いわき市内に向かう場合は、新幹線ではなく特急ときわ号を利用するのが良いでしょう。乗換なしでいわき市内まで向かうことができます。東京駅からの所要時間は約2時間20分です。
②高速バス
東京-福島市内間ではWILLER TRAVELや福島バスによりあぶくま号などの定期便が運行されています。また、東京-いわき市内直通のいわき号や東京-会津若松市内直通の高速バスも運行されています。時間は気にせず、安く移動したい方におすすめです。
③車
都内から福島市内に向かう場合、東北自動車道を利用します。所要時間は約3時間です。
会津若松方面へ向かう場合は郡山JCTから磐越自動車道に乗り換えます。所要時間は約3時間です。
いわき市へ向かう場合は、常磐自動車道を利用します。所要時間は約3時間です。
関西から
①飛行機
ANAなどの航空会社で大阪-福島間の直通便が運航されています。フライト時間は約1時間です。福島空港は福島市から遠く離れた玉川村にあるため、空港からトヨタレンタカーや日産レンタカーなどでレンタカーを借りるのがおすすめです。郡山市や会津若松市行きのリムジンバスが運行されています。
②新幹線
新幹線で福島県へ向かう場合は、新大阪駅から東京行き・のぞみ号の乗車します。東京駅からは、東北新幹線のやまびこ号・つばさ号を利用します。所要時間は約4時間30分です。
③高速バス
大阪-福島間の高速バス、ギャラクシー号が運行されています。福島県内の郡山駅や二本松市内、福島駅にバスの停留所があります。なんば-福島駅間の所要時間は約12時間です。どうしても費用を抑えたい方にはおすすめの移動手段てす。
お得な切符
会津ぐるっとカード
会津エリアの会津鉄道・JR線・会津バス・磐梯東都バス・ハイカラさんが乗り放題となるのが会津ぐるっとカードです。フリーエリア内には鶴ヶ城などの観光スポットが点在する会津若松市内、大内宿、猪苗代湖、磐梯山、五色沼、野口英世記念館、塔のへつりなど会津のあらゆる観光スポットに立ち寄ることができるので、この切符1枚あればすべて事足りるでしょう。更に、一部のお土産屋や旅館などで優待特典が受けられます。有効期限は2日間、料金は大人2720円・子供1360円です。購入場所は、JR東日本の主な駅のみどりの窓口・コンビニ・旅行会社などてす。
いい電一日フリーきっぷ
福島市内と飯坂温泉を結ぶ飯坂電車が一日乗り放題となる切符です。切符1枚で大人1名、小学生1名、幼児2名まで自由に乗り降り可能です。乗車券には鯖湖湯、天王子寺穴原温泉など9箇所の共同浴場への入浴券がついてきます。その他、沿線の一部店舗での割引が受けられます。有効期限は1日間、料金は800円です。飯坂温泉への家族旅行を計画している方にうってつけの切符です。
ゆったり会津 東武フリーパス
ゆったり会津 東武フリーパスは、切符購入駅から栃木県の下今市駅の往復乗車券と、下今市駅から会津鉄道・野岩鉄道区間内、更に会津若松駅〜JR喜多方駅までの広大な区間のフリー乗車券がセットになった切符です。都内では浅草駅、押上駅など東武鉄道の多くの駅で購入できます。
有効期限は4日間、料金は浅草駅始発の場合、大人5950円、子供3010円です。広大なフリー区間を旅したい方、都内や埼玉県から直接会津に向かいたい方にうってつけの切符です。
その他のおすすめ切符
その他のおすすめ切符として、会津地方を旅行する方向けの野岩・会津全線フリーきっぷやまちなか周遊バス、福島市内から宮城県柴田町を結ぶ阿武隈急行線フリー切符などがあります。旅の目的に合わせてお得な切符を利用しましょう。
おすすめホテル
会津若松エリア
・会津東山温泉 向瀧
・会津芦ノ牧温泉 丸峰 離れ山翠
・会津・東山温泉 御宿 東鳳
福島市エリア
・飯坂 ホテルジュラク
・摺上亭 大鳥
・ザ・セレクトン福島
いわき市エリア
・いわき湯本温泉 旅館こいと
・いわき湯本温泉 古滝屋
コメント