西表島は2021年「生物多様性上重要な地域」として奄美大島などとともに世界自然遺産に登録されました。南国の穏やかな空気、緑豊かな大自然、どこまでも透き通る青い海を求めて西表島へ向かいましょう!
ご当地グルメ
石垣牛
石垣牛とは西表島を含む八重山群島内で育成された黒毛和牛の中から、厳しい肉質等級をクリアした牛のみに与えられるブランドです。
元々、八重山群島では温暖な気候を活かした牛の生産が盛んなため、全国各地に素牛を出荷していました。そんな石垣牛ご一躍脚光を浴びたのが、2000年の沖縄サミットです。各国首脳に振る舞われた石垣牛の味わいが評判となり、一気にブランドとしての地位を確立しました。
石垣牛の特徴は赤身と脂のバランスの良さにあります。南国の風を受けて育つ石垣牛は、寒さによるストレスを知りません。そのため、脂身が多すぎないさっぱりとした味わいで、口の中で溢れ出す肉汁からその旨味をしっかりと感じられるバランスの良いで肉になるのです。ハワイとほぼ同緯度で育った南国の絶品牛をぜひ味わってみてください。
・おすすめ店舗
肉処 いりおもて家、焼肉やらます(小浜島)
マンゴー
西表島では南国の暖かな太陽のもとでマンゴー栽培が行われています。ボイラーなどで加温せず、自然環境のみで育てられる西表マンゴーはとろける様な濃厚な甘さが特徴です。糖度は15度以上あるため、一口頬張れば口の中で溢れ出すマンゴージュースで幸せをいっぱいに感じられるでしょう。マンゴーの旬は7月の約一ヶ月間と非常に短いため、現地で味わいたい方は必ずこの時期に訪問しましょう。
西表パイナップル
パイナップルはマンゴーと並ぶ西表島の代表的果物です。中でも、西表島産ピーチパイン・スナックパインは抜群の糖度を誇る絶品でありながら、その希少性から市場ではあまり出回りません。
ピーチパインは沖縄原産のパイナップルで西表島産パイナップルの7割以上を占めます。別名ミルクパインとも呼ばれ、白色の美しい果肉・桃のような独特の香り・豊富な果汁が特徴です。一般のパイナップルよりも糖度が高く、甘みが濃縮されているため、一度口にすればきっとその味を忘れることはないでしょう。旬は4月中旬~6月中旬頃です。
サトウキビ・黒糖
西表島では他の八重山群島同様にサトウキビ生産が盛んであり、それを黒糖などに加工しています。しかし、同じサトウキビ・黒糖と言っても島によりその味わいは異なります。西表島のサトウキビの見た目は色白ですが、塩気や苦味が少なくしっとりとした甘みを感じられるのが特徴です。
黒糖は白糖と比較して、栄養価が非常に高いことが知られています。白糖は甘味成分以外は極力除去するため、栄養素としてたんぱく質以外はほとんど残りません。一方、黒糖はナトリウムやカルシウム、カリウムを豊富に含みます。
西表島を訪れれば、青々とどこまでも続く青空と海を背景に、一面に広がるサトウキビ畑を鑑賞することができます。ぜひ、現地でサトウキビ畑を見ながら黒糖を味わってください。
八重山そば
八重山そばは八重山諸島で庶民に愛されているご当地そばです。さっぱりとした豚骨ベースで、いつまでも食べ続けられるような優しい味わいが特徴です。
沖縄本島の沖縄そばとは麺と具材の特徴が大きく異なります。麺は小麦粉から作られるのは共通ですが、沖縄そばが縮れ麺であるのに対して、八重山そばは丸めのストレート麺又は平麺です。具材は、沖縄そばが豚肉の三枚肉を使用する一方、八重山そばは豚肉やかまぼこの細切りを入れます。本当とは異なる沖縄そばの味わいを求めて、是非ご賞味下さい。
・おすすめ店舗
パーラー美々、新八食堂、デンサー食堂、字南風見、そば処 竹の子(竹富島)、島夢人(小浜島)、そばカフェsnorkeling専門店うんどうや(黒島)、
西表島産の鮮魚
四方を海に囲まれた西表島では、様々な南国の魚が釣り上げられます。中でも、色鮮やかなブダイ類はイラブチャーと呼ばれ、刺し身や煮物として調理されます。ブダイ類は青や赤、緑など南国の魚らしくカラフルなため食欲はそそのかされないかもしれませんが、淡白で上品な味わいです。なお、イラブチャーの中には毒を持つキンチャクを餌にすることで、体内に毒を溜め込む魚も見られます。イラブチャーを味わう際はお店で提供された料理を味わいましょう。
・おすすめ店舗
島魚料理 寿し 初枝、ロコ、キッチンイナバ、くばざきの港家(小浜島)
観光スポット15選
由布島
由布島は西表島の東500メートルに位置する周囲2kmの小島です。西表島を流れる与那良川の堆積砂により形成されました。島民は10人台と少ないですが、年間を通して多くの観光客で賑わいます。島は徒歩約30分で一周できるので、透き通るような海と南国の風を感じながら散歩するのがおすすめです。
由布島最大の観光ポイントは「由布水牛車」です。所要時間15分で西表島と由布島を結びます。両島は満潮時でも水深約1メートルほどであるため、水牛車に揺られてのんびりと南国旅情を味わえます。水牛車は30分間隔で運行されています。
由布島は亜熱帯植物が生い茂り、島全体が植物園として登録されています。島内にはブーゲンビレアか一年中咲きブーゲンビリアガーデン、西表島周辺に生息する様々な貝を展示する貝の館、蝶々が舞い飛ぶ蝶々園など見所たっぷりてす。
・営業時間(水牛車) 8時30分~17時
・アクセス 西表島大原港より美原集落方面へ車20分、水牛車乗り場より水牛車10分
・ホームページ
イダの浜
イダの浜は船・ボートでしか行くことができない秘境ビーチです。島内の約70%がジャングルで覆われる手つかずの島・西表島の中でも秘境中の秘境です。
イダの浜最大の魅力は手つかずの美しいビーチと圧倒的な海の透明度です。島内No.1を誇る透明度のため、波がなければ優雅に泳ぐ熱帯魚と珊瑚礁が見られます。遠浅のビーチであるため、子供でも安心して遊べるでしょう。ツアーであればシュノーケリングを楽しむこともでき、運が良ければウミガメに出会えます。
イダの浜にはトイレや売店、自動販売機、シャワーなどの施設はないため要注意です。イダの浜最寄りの集落・船浮で必要なものを購入してから訪問しましょう。また、個人での訪問はやや難易度が高いため、ツアーでの訪問をおすすめします。
・アクセス 白浜港から船で10分、さらに船浮港から徒歩10分
仲間川
仲間川は西表島を流れる河川です。上流域には樹齢400年超えにして日本一の大きさを誇るサキシマスオウノキ、中流域には世界に僅か3箇所しかないヤエヤマヤシ群落、下流域にはヤエヤマヒルギ、メヒルギ、オヒルギなどで構成される日本最大のマングローブ林が広がります。
アクティビティスポットとして人気があり、カヤックや遊覧船でマングローブなど沖縄独特の植生を間近で感じることができます。遊覧船では、船頭の解説によりマングローブの植物について理解が深められます。遊覧船運行時間は潮位や天気によって変わるので、利用する場合は要チェックです。
また、6月下旬から7月には一夜だけ淡い白色の花を咲かせるサガリバナを見るツアーが実施されます。水面に浮かぶ無数の花々と甘い香りに包まれる幻の花を見に行きませんか?
ピナイサーラの滝
ピナイサーラの滝はヒナイ川中程にある落差55メートルの沖縄県最大の滝です。沖縄方言でピナイは髭、サーラが下がったものを意味します。遠くから滝を見ると、白いヒゲのように見えるためこの名がついたと考えられます。
ピナイサーラの滝まで続く一般道はないので、ツアーに参加しましょう。ツアーでは、マングローブ内をカヌーで移動し、その後ジャングル内をトレッキングして滝まで向かいます。滝壺の中を泳ぐこともできるので、大自然のマイナスイオンを存分に感じながら遊びましょう。滝上へ向かうコースもあり、滝上からは青い海に浮かぶ鳩間島やバラス島、更に深い緑のマングローブ林を眺められます。小学生高学年の方から参加可能なツアーがあるので、家族連れでも滝へ訪れることができます。
・アクセス 滝へ向かう一般道はないため、ツアーに申し込みましょう。
西表野生生物保護センター
西表野生生物保護センターは西表島に住む野生動物の調査や保護増殖事業を行う施設で、一般向けに西表島の動植物・地形などについての展示が行われています。
施設最大の見所はイリオモテオオヤマネコの剥製です。現在島内に100匹程度しか生息していないと推定されるイリオモテオオヤマネコですが、間近でその姿を見ることができます。センターでは保護を目的にヤマネコの目撃情報を募っているので、もし目撃したらセンターに連絡しましょう。また、2022年にリニューアルを行い、ヤマネコのマーキングする際の尿の匂いを再現したコーナーなどが新たに設けられました。
その他、島に住むイノシシやカンムリワシなどの動物の剥製やクワガタなどの昆虫類、テッポウユリなどの植物についての展示があります。
・営業時間 10時~16時
・料金 無料
・アクセス 大原港より船浦港方面へタクシー15分、又は船浦港より大原港方面へタクシー40分
・ホームページ
バラス島
バラス島は西表島と鳩間島の間にあるサンゴ礁州島です。奇跡の島・幻の島とも呼ばれ、塩の干潮によりその姿を変え、満潮時には水没することもあります。台風などの影響で位置が数十センチ変化することはありますが、安定して存在しています。珊瑚礁の欠辺だけで構成された純白の島であり、青く透き通る海とのコントラストは圧巻の一言です。
訪問に最もおすすめの時間帯は夕方です。刻々と変わる景色と海面に照らされる紅い太陽を見れば日常の喧騒を忘れられるでしょう。
バラス島へのアクセスは船しかありません。そのため、ツアーに申し込んで訪問しましょう。ツアーの中にはシュノーケリングやダイビング付きのツアーが複数あり、クマノミやツノダシなどの熱帯魚と出会えます。また、かなりの確率でウミガメと遭遇できます。
・アクセス 個人で訪れることはできないので、ツアーに申し込みましょう。
星砂の浜
星砂の浜は西表島北部にある長さ数百メートルのビーチで、星型の砂が多数あることで有名です。沖の大きな岩の影響で波が穏やかであり、ビーチ遊びやシュノーケリングにも適しています。
有名な星型の砂は実は普通の砂ではなく、死んだ有孔虫という生き物の殻です。ビーチの海藻をじっくり見れば、生きた有孔虫が動き回る様子が確認できます。星砂は持ち帰ると幸せが訪れると言われますが、その影響で数が激減しているため良識の範囲で持ち帰りましょう。
星砂の浜には、西表島のビーチの中では珍しくトイレ、レストラン、シャワーなどが完備されています。そのため、子連れでビーチ遊びを計画している方は、星砂の浜への訪問をおすすめします。
・アクセス 大原港から車で約50分、上原港から車で約5分。
大見謝ロードパーク
大見謝ロードパークは西表島東部にあるマングローブ林の中に設置された遊歩道です。マングローブを直接触れられるほどの距離感であり、複雑に絡み合うマングローブの根やマングローブ林に住む小魚やカニなどの生物が観察できます。また、海と鳩間島が見える展望台も設置されています。
大見謝ロードパークは西表島で一番身近にかつ気軽にマングローブ林を鑑賞できるスポットと言えるでしょう。また、遊歩道の反対側には大見謝川が流れており、子供が川遊びすることもできます。一人旅にも家族旅でもぴったりの大見謝ロードパークをぜひご訪問ください。なお、周辺にトイレはないのでご注意下さい。
・アクセス 大原港から車で約35分、上原港から車で約15分
トゥドゥマリの浜
西表島の北部に位置するトゥドゥマリの浜は、弧を描くような曲線状のビーチであるため月ヶ浜とも呼ばれます。西表島のビーチの大半が珊瑚礁由来である中で、浦内川から運搬された岩石由来のビーチとなっています。砂は非常に細かい粒子状の砂であるため、歩くとキュッキュッと音がなります。
トゥドゥマリの浜最大の魅力は美しい夕日です。遮るものが何もないビーチから見る夕日は圧巻です。また、ウミガメの産卵地としても知られます。
一方、トゥドゥマリの浜は浦内川の直ぐ側にあることから透明度は高くありません。シュノーケリングなどには不向きであるため、夕日の鑑賞や散歩を楽しみましょう。
・アクセス 上原港から車で約15分
マリユドゥの滝・カンピレーの滝
マリユドゥの滝は、沖縄県最長の河川である浦内川中流域にある滝で日本の滝100選に選ばれています。滝は大きく二段に分かれており、その落差は16メートルです。マリユドゥとは「丸い淀み」という意味で、その名の通り直径130メートルの円型の独特の滝壺を持ちます。
カンピレーの滝はマリユドゥの滝の上流約250メートルに位置する滝です。高低差の少ない滝が約200メートルに渡って続きます。カンピレーとは「神の座」を意味し、古来から西表島の神々が集まる場だと考えられていたためこの名が付きました。
両滝に個人でたどり着くのは困難であるため、ツアーに申し込みましょう。遊覧船とトレッキングで両滝を目指しますが、初心者でも十分チャレンジできるコースとなっています。
・アクセス 個人で訪れることはできないので、ツアーに申し込みましょう。
鳩間島
鳩間島は西表島からフェリーで15分の場所に位置する、周囲約4kmの珊瑚礁の隆起により誕生した島です。2005年放送のドラマ「瑠璃の島」で一躍有名になりました。
かつてはカツオ漁で栄えましたが、往時の活気はなく人口約60人の非常にのどかな雰囲気の島です。島内では牛が放牧され、また、野生のヤギが住み着いています。島内を散歩していればのんびり暮らす動物たちと出会えるでしょう。島の中央には白く美しい鳩間島灯台がそびえ立ちます。
島最大の見所は鳩間ブルーとも呼ばれる美しい海です。八重山諸島内でも屈指の透明度を誇るため、島内の屋良の浜・立原の浜などは絶好のシュノーケリングスポットとして知られます。
島内に民宿は数件しかなく、観光地化もあまり進んでいないため島民の方に配慮して観光しましょう。
・アクセス 石垣島から高速船で約45分、西表島上原港から高速船で約15分
小浜島
小浜島は八重山諸島のほぼ中央に位置する島で、西表島からは連絡船で約40分の距離に位置します。人口は約700人ですが、年間15万以上の観光客が訪れるリゾートアイランドです。2001年放送のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で一躍有名になりました。ちゅらさんの舞台になった沖縄伝統の赤瓦屋根が目立つ大盛家住宅はドラマファン必見です。
島内の大岳にある標高99メートルの大岳展望台からは360度の大パノラマを望むことができ、西表島、石垣島などの八重山諸島の島々と青い海が一望できます。その他にも、手つかずの自然が残された細崎海岸や干潮時のみ現れる幻の島・浜島、大岳の西側にある西大岳展望台などのスポットがあります。
小浜島観光にはレンタサイクルがおすすめです。サトウキビ畑が続くシュガーロードを自転車で駆け抜ければ、南国の爽やかな風を感じられるでしょう。
・アクセス 石垣島からフェリーで約25分、西表島大原港から約30分
波照間島
波照間島は有人島としては最南端の人口約500人の島です。
波照間島最大の観光スポットはニシ浜です。日本のベストビーチランキングで一位に輝いたこともあるビーチで、エメラルド色の海と真っ白なビーチは完璧なコントラストです。ニシ浜は島内で唯一遊泳可能なビーチでもあります。また、島の南東に位置する高那崎は、断崖絶壁が約1km続いており、打ち付ける波の迫力に圧倒されます。日本最南端之碑があり、写真撮影にもおすすめです。
星空観測に適した島であり、全天88星座のうち84星座を観測できることから「星空に一番近い島」とも言われます。夜に空を見上げれば満点の星空が広がっており、夜空に吸い込まれるような感覚に陥るでしょう。島内には星空観測タワーがあり、望遠鏡を使った星空観測ができるのでおすすめです。
・アクセス 石垣島からフェリーで約2時間、石垣島から高速船で60分
黒島
黒島は珊瑚礁で形成されたハート型の島で、その形状からハートアイランドとも呼ばれます。島全体が平坦なため、レンタサイクルでの観光がおすすめです。
牛の牧畜が盛んで、島民約200名に対して約3000頭の牛が飼われているため「牛の島」とも呼ばれます。青空のもと、牧草地がどこまでも続く様はまるで時が止まったかのようにのんびりしています。毎年2月の最終日曜日には牛祭りが行われ、牛一頭が当たる抽選会が行われるなど、島外からも多くの観光客が訪れます。
ウミガメの島としても知られ、アオウミガメ・アカウミガメ・タイマイという日本で産卵を行うウミガメ三種全ての産卵が行われる、日本で唯一の土地でもあります。ウミガメ研究を行っている黒島研究所が一般にも開放されており、ウミガメの生態について詳しくなれます。
・アクセス 石垣島からフェリーで約30分
竹富島
竹富島は珊瑚礁が隆起してできた周囲約9kmの島です。沖縄伝統の赤瓦が続く町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており必見です。水牛車で集落をゆっくりと回ることができ、離島の穏やかな空気を満喫できるでしょう。その他、レンタサイクルでの移動もおすすめです。
島一番の人気スポットが島の南西部にあるコンドイ浜です。遠浅のビーチで海水浴に向いており、トイレやシャワーも設置されています。正面には西表島や黒島を望め、夕日の美しさでも知られます。また、ビーチには人懐っこいネコがたくさん住んでいます。コンドイ浜の近くには星の砂と呼ばれる有孔虫の貝殻で有名なカイジ浜があるので、併せて訪問しましょう。
その他、竹島の伝統文化や芸能について学べる竹富島ゆがふ館や夕日スポットとして有名な西桟橋はおすすめスポットです。
・アクセス 石垣島からフェリーで約15分
その他の観光名所
(西表島)
南風見田の浜、サンガラの滝、ユツンの滝、後良橋ロードパーク、忘勿石、西表島鍾乳洞
(西表島以外)
なごみの塔(竹富島)、黒島展望台(黒島)、海人公園・トゥマールビーチ(小浜島)
モデルコース
一泊二日
●1日目
・午前中
由布島観光・水牛車での移動を楽しむ
・午後
仲間川遊覧船に乗車・マングローブ林を巡る
●2日目
・午前
バラス島観光・シュノーケリングを楽しむ
・午後
星砂の浜観光→西表野生生物保護センター訪問
二泊三日
●1日目、2日目
一泊二日の際のモデルコースと同様
●3日目
気になる無人島をご訪問ください。観光地化が進み、観光施設が整備された島をご希望の方は竹富島・小浜島がおすすめです。離島ののんびりとした空気感を感じたい方は鳩間島・波照間島・黒島がおすすめです。
西表島からのアクセス
関東・関西から
西表島には空港がありません。そのため、石垣島まで飛行機で向かいそこからフェリーで西表島を目指します。
関東からは、羽田・成田空港発→石垣島行きの直行便が運行されています。所要時間は約3時間です。関西からは、関西国際空港発→石垣島行きの直行便が運行されています。所要時間は約2時間30分です。
石垣空港に到着すると接続バスに乗り換え離島行きターミナルに向かいます。所要時間は約30分です。
最後に、石垣島・離島ターミナルからフェリーに乗り西表島へ向かいます。西表島には大原港・上原港があるので旅の目的地に応じて向かう港を決めましょう。石垣島離島ターミナルから両港への所要時間は約40分です。
那覇から
那覇-西表島間は約400km離れており、この距離は東京-大阪間に相当します。そのため、移動手段として飛行機と船を使用する必要があります。
那覇から石垣島までは飛行機を利用します。所要時間は約1時間、1日20便程度が運行されています。石垣島からは関東・関西からの移動方法と同様にフェリーを使用しますので、上をご参照下さい。
お得な切符
西表島交通フリーパス
西表島交通フリーパスは西表島を運行する西表島交通のバス区間すべてが乗り降り自由となる切符です。フリー区間内には大原港・上原港という西表島の両港、由布島水牛乗車場、野生動物保護センター、大見謝ロードパーク、仲間川・浦内川下流、星野リゾート西表島ホテルなどが含まれます。西表島を公共交通機関でめぐりたい方はフリーパスの購入をおすすめします。
料金は1日フリーパスであれば大人:1050円・子供:530円、3日フリーパスであれば大人:1570円・子供:790円です。販売場所は路線バス車内ですので、運転手に声がけしましょう。
アイランドホッピングパス
安栄観光が発売するアイランドホッピングパスは八重山諸島を結ぶ定期便(貨客船除く)が乗り放題となる切符です。フリー区間には石垣港/竹富港/小浜港/黒島港/西表島大原港/西表島上原港/鳩間港が含まれます。料金は3日間:大人6800円・小人3400円、4日間:大人7800円・小人3900円、5日間:大人8800円・小人4400円です。波照間港航路を含むフリーパスの場合は、上記料金に5200円を加えた金額が大人用の発売金額になります。なお、上記料金とは別に、燃料油価格変動調整金(燃料サーチャージ)が必要です。購入場所は、石垣港離島ターミナル内の安栄観光カウンターのみとなるので要注意です。
おすすめ旅行・ホテル
(西表島)
・星野リゾート 西表島ホテル
・西表島ジャングルホテル パイヌマヤ
・ラ・ティーダ西表
(小浜島)
・はいむるぶし
・星野リゾート リゾナーレ小浜島
(竹富島)
・星のや竹富島
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