日光の観光名所といえば日光東照宮・中禅寺湖・戦場ヶ原などが有名です。また、湯波・蕎麦・鱒などのご当地グルメも外せないですよね。
この記事では日光観光で絶対に訪れたい10の観光名所と日光グルメ・おすすめホテルをご紹介し、日光を堪能できる日帰り・一泊二日のモデルコースをご紹介します。
日光一泊二日観光モデルコース
日帰りモデルコース
・午前
日光東照宮参拝
・午後
明智平でロープウェイ乗車→華厳の滝観覧→男体山を見ながら中禅寺湖湖畔をハイキング→ニ荒山神社中宮祠を参拝
一泊二日
●一日目
・午前
日光東照宮参拝
・午後
明智平でロープウェイ乗車→華厳の滝観覧→男体山を見ながら中禅寺湖湖畔をハイキング→ニ荒山神社中宮祠を参拝
●二日目
・午前中
竜頭の滝観覧→戦場ヶ原ハイキング
・午後
湯滝観覧→湯ノ湖一周ハイキング→湯元温泉で入浴
各観光名所について
日光東照宮
栃木県唯一の世界遺産「日光の社寺」のシンボルである日光東照宮。江戸幕府・初代将軍の徳川家康が祀られています。建立は今からおおよそ400年前で、現在の建築物は三代将軍徳川家光の時代に建築されたと考えられています。境内には国宝8棟、重要文化財34棟もの建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。有名所としては、「見ざる・言わざる・聞かざる」で知られる三猿の彫刻、国宝である眠猫、金色に輝く陽明門、陽明門の先にある国宝・唐門などがあり、歴史の重みと精巧な建築に圧倒されることでしょう。
・拝観時間 8:00~17:00(11~3月は~16:00)
・拝観料 大人1,300円、小中学生450円
・アクセス 【電車】JR日光駅・東武日光駅から東武バス中禅寺温泉行き・湯元温泉行き乗車「神橋」バス停下車、徒歩約8分
【車】日光ICより約5分
・公式ホームページ
華厳の滝
日光三瀑布の一つに数えられる華厳の滝。中禅寺湖から流れ落ちる華厳の滝は高さ97メートルを誇ります。入場料を支払い観瀑台から滝を見ると、豪快な水しぶきとともに滝の壮大さを感じることができます。夏には新緑、冬には小滝が凍ることにより滝がブルーアイスに彩られるなど、四季に応じた美しさを備えています。ちなみに展望台からの観覧であれば料金は不要です。
・営業時間 8:00~17:00
・料金 エレベーター往復大人550円(展望台は無料)
・アクセス 【電車】JR日光駅・東武日光駅から東武バス中禅寺温泉・湯元温泉行き乗車「中禅寺温泉」バス停下車、徒歩約5分
【車】清滝ICより約20分
明智平(明智平ロープウェイ)
中禅寺湖・華厳の滝・男体山など日光を代表する観光地を雄大に見渡すことができるのが、明智平ロープウェイです。明智平にあるロープウェイ駅から標高1373メートル地点までを僅か3分で結びす。運賃も往復で大人1000円、子供500円と非常にリーズナブルで家族連れにもおすすめのスポットです。
・営業時間 9:00~15:30
・料金 大人:片道600円 往復1000円
子供:片道300円、往復500円
・アクセス JR日光駅または東武日光駅から東武バス湯元温泉行・中禅寺温泉行バス乗車約40分、「明智平」バス停下車すぐ
・公式ホームページ
中禅寺湖
奥日光の入り口に位置する中禅寺湖。その歴史は非常に古く、約二万年前に男体山が噴火したことで流れ出た溶岩が渓谷を堰き止め、原形ができたと考えられています。中禅寺湖では遊覧船が運行されており、湖上からもその美しさを体験できます。また、湖を囲うように遊歩道が設けられており、中禅寺湖一周ハイキングにもチャレンジできます。
・営業時間 なし(散策自由)
・アクセス 【電車】JR日光駅・東武日光駅から東武バス中禅寺温泉・湯元温泉行き乗車「中禅寺温泉」バス停下車、徒歩約5分
【車】清滝ICより約20分
ニ荒山神社中宮祠
中禅寺湖のほとりに佇むニ荒山神社中宮祠。男体山ハイキングコースの玄関口にもなっています。建立は784年と非常に歴史ある神社で、境内の本殿をはじめ7棟が重要文化財に指定されています。また、登山口の入り口には樹齢1000年ほどと推定されるイチイが鎮座しています。縁結、金運、勝運などにご利益があると言われています。
・営業時間 4月~10月(8:00~17:00)11月~3月(9:00~16:00)
・料金 無料(ただし登山の場合は1000円の入山料が必要)
・アクセス JR・東武日光駅より東武バス湯元温泉行きバス乗車「二荒山神社中宮祠」バス停下車、徒歩1分
・公式ホームページ
男体山
日本百名山の一つにも選出されている男体山。標高は2,486mを誇ります。中禅寺湖湖岸にどっしりとそびえるその雄大な姿は、古くから信仰の対象となってきました。冬季は入山禁止となりますが、それ以外の季節では登山に挑戦可能です。麓のニ荒山神社中宮祠からひたすら急坂を登り続けるハードなコースで、往復6時間程度かかりますが、頂上から見る景色は圧巻です。
・営業時間 なし(入山は6:00〜)
・アクセス JR・東武日光駅から東武バス湯元温泉行きバス乗車「二荒山神社中宮祠」バス停下車、徒歩1分
竜頭の滝
奥日光三名瀑の一つです。竜頭の滝は幅10m程度の階段状の緩やかな岩場を流れる渓流瀑で、全長210メートルです。滝つぼ近くに大きな岩があり、その岩により水流が二分され、その様子を滝の正面から見ると竜の頭のように見えることからこの名がついたといわれています。新緑の季節、紅葉の季節は特にその美しさが際立ちます。
・営業時間 なし
・アクセス JR日光駅または東武日光駅から湯元温泉行バス乗車「竜頭の滝」バス停下車、徒歩2分
湯滝
こちらも奥日光三名瀑の一つに数えられる滝です。湯ノ湖から流れ落ちる湯滝は高さ70メートル、長さ110メートルを誇ります。滝壺の目の前に観爆台が設置されており、その迫力ある姿を目の前で楽しむことができます。また、滝に沿うように遊歩道が設置されており、落ち口、滝壺、側面をじっくりと見ることができます。
・営業時間 なし
・料金 二輪:1回 200円
普通車:1回 500円
・アクセス JR日光駅または東武日光駅から湯元温泉行バス乗車「湯滝入口」バス停下車、徒歩5分
湯ノ湖
湯ノ湖は日光白根山の麓に位置する湖です。周囲長は2.8kmと中禅寺湖と比較すると小さな湖で1時間ほどで一周できます。ハイキングコースが設けられており、のんびりと散歩できます。湖畔には日光湯元温泉があり、疲れた体を温泉ですぐに癒やすことも可能です。また、マス釣りの名所としても知られ、釣りシーズンには多くの釣り人で賑わいます。
・営業時間 なし
・アクセス JR日光駅・東武日光駅から「湯元温泉」行きバス乗車「湖畔前」バス停下車すぐ
10.戦場ヶ原
戦場ヶ原は400ヘクタールもの広さを誇る日光を代表する大湿原です。かつては湖でしたが湿原化して、現在の姿になったと考えられています。名前の由来は、中禅寺湖をめぐり男体山と赤城山の神が争った「戦場」がこの地であったからと伝えられているためです。湿原には遊歩道が設置されており、ハイキングを楽しむことができます。
・営業時間 なし
・アクセス JR日光駅・東武日光駅より東武バス湯元温泉行き乗車「三本松」バス停下車徒歩1分
その他の観光名所
その他の観光名所として神橋、日光二荒山神社、日光山輪山寺、いろは坂、憾満ヶ淵、道の駅日光街道ニコニコ本陣、霧降高原、霧降の滝、大笹牧場などの観光スポットがあります。また、すぐお隣の鬼怒川温泉で旅の疲れを癒やすこともできます。
このように日光には数多くの観光名所があるので、マップなどを参考にして旅を楽しんでください。
日光グルメ
湯波
日光を代表するグルメといえば湯波でしょう。京都では「湯葉」と書きますが、日光では「湯波」という表記になります。その理由は製造方法にあります。ゆばは豆乳を煮詰め、その表面に出た膜を引き上げる料理ですが、膜を一重で引き上げるものが「京都の湯葉」、二重に引き上げるものが「日光の湯波」です。
オススメ店舗
・ゆば亭 ますだや
・お食事処栞
・さんフィールド
・日光湯波巻全
・なんたい
蕎麦
日光は昼夜の寒暖差が激しく、かつ冷涼な気候であるため、栃木県を代表する蕎麦の産地となっています。日光で絶対に味わいたい蕎麦が湯波そばです。日光を代表する2つの名物を一度に味わえ、思う存分日光の食を堪能できるでしょう。
オススメ店舗
・手打ち生そば 魚要
・報徳庵
・自然食の店桐花
・会津屋食堂
鱒寿司
日光駅の駅弁としても販売されている鱒寿司。栃木県産のコシヒカリと鱒のサーモンオレンジの間には湯葉がたっぷり挟まれています。日光で昔から愛されているハズレ無しの一品です。
店舗
・日光鱒鮨本舗
その他のグルメ
・プリン
日光産素材にこだわった様々なフレーバーのプリンを楽しむことができます。
店舗 日光ぷりん亭
・日光人形焼
三猿などをモチーフにした人形焼を購入できます。
店舗 日光人形焼 みしまや など
・天然かき氷
日光の山々から水を引き込み、氷室でゆっくり凍らせた天然の氷を使用しています。
店舗 松月氷室 本店、四代目徳次郎 な ど
・金谷ホテルベーカリー
かつては金谷ホテル内でパンを作っていましたが、その美味しさが評判になり一般にも販売されるようになりました。
交通アクセス
東京から日光への交通アクセスをご紹介します。
電車の場合
・東武鉄道
東京→日光移動に最もおすすめなのが東武鉄道特急を利用する方法です。浅草駅始発の特急「スペーシア」を利用すれば約2時間で日光に着きます。普通列車・急行列車で移動する場合は約3時間かかります。
・JR
JR新宿駅発・池袋駅経由の特急「日光」を利用すれば約2時間で日光に着きます。留意点は、到着駅がJR日光駅ではなく、東武日光駅である点です。普通列車利用でも東京駅→JR日光駅間を3時間程度で移動できます。
・新幹線
東京駅からJR宇都宮駅まで新幹線に乗り、そこから在来線に乗ること約45分でJR日光駅に着きます。所要時間は最も短いですが、運賃はその分高くなります。
車の場合
所要時間はおおよそ2時間です。ルートとしては東北自動車道を北上し、宇都宮ICから日光宇都宮道路で日光ICまで移動します。
お得切符
日光をお得に旅する切符をご紹介します。
まるごと日光東武フリーパス
日光エリアの東武鉄道(下今市駅〜東武日光駅、下今市駅〜新藤原駅)、更に日光エリアのバス(東武日光・JR日光駅〜湯元温泉、霜降高原などへアクセス可能)が4日間フリーで乗り放題となる切符です。東武鉄道の多くの駅から購入可能で発券駅から下今市駅間の往復乗車券が料金に含まれます。例えば浅草駅発券であれば4810円、春日部駅発券なら4580円です。冬季の販売価格はこの値段より多少安くなります。
まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス
基本ルールはまるごと日光東武フリーパスと同じですが、上記のフリー区間に加え湯西川温泉・川治温泉行き、日光江戸村・東武ワールドスクウェアなどのテーマパーク循環バスなどが利用できるパスです。日光エリア観光に加え、鬼怒川温泉エリアもじっくり旅行したい方にオススメです。例えば浅草駅発券であれば6320円、春日部駅発券なら5960円です。冬季の販売価格はこの値段より多少安くなります。
その他にも会津方面の鉄道フリー区間を加えた「ゆったり会津東武フリーパス」などのおトクなきっぷがあります。詳細はこちらをご覧ください。
湯元温泉フリーパス
JR日光駅・東武日光駅から湯元温泉までの東武バスが乗り放題となるパスです。価格は大人3500円、子供1750円で、有効期限は2日間となります。
その他にも中禅寺湖までをフリー区間とする「中禅寺湖温泉フリーパス」や日光東照宮周辺の世界遺産を集中的に観光するのに適する「世界遺産めぐり」などのおトクきっぷが発売されています。詳しくはこちらをご覧下さい。
オススメホテル・旅館 民宿
日光のおすすめホテル・旅館・民宿を紹介します。
・日光金谷ホテル
・日光星の宿
・リッツカールトン日光
・ふふ日光
・日光ステーションホテルⅡ番館
・日光ゲストハウス 巣み家
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