栃木県の観光地として日光東照宮が思い浮かんでも、それ以は思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。かつて都道府県魅力度ランキング最下位にも選ばれた栃木県ですが、実は観光で訪れるだけの魅力が沢山あります。
それでは、栃木県観光モデルコース・17の代表的観光スポット・ご当地グルメ・おトク切符・おすすめのホテル、旅館をご紹介します。
ご当地グルメ
餃子
栃木・宇都宮といえば餃子でしょう。宇都宮に餃子が広まったのは、戦時中、中国・満州に派遣されていた軍隊が宇都宮に餃子を持ち帰ったことが始めますとされています。現在では市内に200以上の餃子店があります。一年に一回、宇都宮餃子祭りが開催され、多くの店が各店自慢の餃子をリーズナブルに提供しています。また、宇都宮駅西口前には餃子像が観光客を迎えます。
宇都宮餃子最大の特徴はニラ、ネギ、キャベツなどの野菜がたっぷりと入っていることです。そのため、ヘルシーで野菜の旨みをしっかり感じられる餃子になっています。また、餃子の味付けには酢とラー油を使用するのが宇都宮流です。宇都宮に訪問すれば、必ず餃子を味わってください。
オススメ店舗 宇都宮みんみん本店、宇都宮餃子幸楽、餃子の店香蘭、宇都宮餃子会来らっせ本店、正嗣、餃天堂、元祖 宇味家、宇都宮餃子館健太餃子、宇都宮餃子さつき
とちぎ和牛
食肉用生産数全国6位の栃木県を代表する和牛ブランドがとちぎ和牛です。全国規模の品評会で何度も最高賞を受賞するなどその旨さは、全国屈指です。アメリカやタイなど諸外国にも出荷され、その美味しさは世界に認められています。
格付等級A・Bの4・5等級のとちぎ和牛を味わえば、肉の芳醇な香りと口いっぱいの肉肉しい旨味、そして脂の甘味があなたを包むでしょう。栃木県産米を使用した肥料・ストレスをかけない飼育環境、そして30ヶ月という長い飼育期間など、各所にこだわり抜いたとちぎ和牛を是非ご賞味ください。
オススメ店舗 手造りそばと肉三昧 肉のふきあげ、ステーキハウス寿楽本店、那須高原黒毛和牛敷島、日光グルマンズ和牛、炭火焼肉レストランおおつか
湯波料理
日光地方の名物料理が湯波です。日光湯波は男体山、女峰山など日光の山々を信仰してきた山岳信仰との関わりが深く、寺社への供物として日光地方で広がりました。また、大豆由来のタンパク質を多く含むため、修行僧の栄養源としても重宝されてきました。
ところで、日光湯波は湯葉とは表記しません。その理由は、日光湯波は豆乳表面から湯波を引き上げる際に二つ折りにして引き上げるためです。京都の湯葉は一つ折りであり、そこに両者の違いがあります。湯波にも様々な形態があり、最も親しまれている「揚巻湯波」の他に、四角いシート状のまま湯波を乾燥させる「平湯波」や、吸い物などに浮かべることが多い「島田湯波」などがあります。また、揚げゆばまんじゅうなど湯波スイーツも数多くあります。日光に訪問する際は、湯波を忘れずにご賞味ください。
オススメ店舗 さんフィールド、なんたい、日光湯波巻き 全、ゆば亭ますだや、日光ゆば遊膳、日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
佐野ラーメン
佐野ラーメンは栃木県の佐野市を中心としたご当地ラーメンです。ちぢれ麺にしょうゆをベースにした透明のスープ、そこにチャーシューや刻み長ネギ、ナルトなどをトッピングしたものが主流です。特にちぢれ麺は「青竹打ち」と呼ばれる、青竹を使った製法で長年作られてきており、なめらかな舌触りと独特のコシをもっています。さっぱりとした味わいであるため、毎日食べても飽きないラーメンとなっています。
ただ、店によりその特徴は大きく異なり、塩味や味噌味ベースのラーメン店もあります。また、佐野市のみならず近隣の足利市や小山市などでも佐野ラーメン店があるので、栃木県に来れば必ず味わいましょう。
オススメ店舗 佐野ラーメンいってつ、佐野らーめん会 麺家 ゐをり、佐野青竹手打ちラーメン 大和、ラーメン太七、岳乃屋 佐野ラーメン、らーめん大金 、佐野青竹手打ちラーメン押山、麺屋 ようすけ 本店、田村屋、らーめん おぐら屋
とちおとめ
栃木県は日本一のいちご生産量を誇るいちご王国です。そして、そのいちご王国を代表する品種がとちおとめとなります。栃木県でいちご生産が盛んな理由は、平坦な大地、那須や日光の山々からの豊富な水、昼夜の寒暖差の大きさなどいちご生産に適した特徴をいくつも有しているためです。
大粒のとちおとめを口いっぱいにほおばれば、ジューシーで濃厚な甘みにさっぱりとした程よい酸味が鼻を抜けていきます。また、とちおとめを使用したスイーツも販売されており、いちごの季節以外でも楽しむことができます。栃木県旅行の果物はとちおとめに決定です。
・いちご狩りができるオススメ農園
佐野観光農園アグリタウン、スローライフリゾート いちごの里ファーム
その他のご当地グルメ
その他の栃木県ご当地グルメとしてレモン牛乳、じゃがいも入り焼きそば、足利ソースカツ丼、とて焼き、ちたけ蕎麦、黒チャーハン、足利シューマイなどがあります。気になるグルメがあった方は是非栃木県で味わってみてください。
観光名所17選
日光東照宮
栃木県を代表する一大観光地である日光東照宮。徳川家康を祀っている神社です。家康が存命中、「自分の死後は日光に祀ってほしい」との遺言を残したため、この地に眠ることになりました。現在の建築物は江戸幕府三代将軍・徳川家光による寛永の大造替により、建造されました。1999年にはユネスコ世界遺産に登録されました。表門・奥宮の社務所では御朱印を受け付けています
三猿、眠り猫などの有名彫刻や豪華絢爛な陽明門や唐門、家康がお墓がある奥宮などは必見ポイントです。また、一年に一回行われる春季例大祭での流鏑馬や百物揃千人武者行列では多くの観光客で賑わいます。日光東照宮を訪れる際には時期をチェックすれば、より楽しめるでしょう。
・営業時間 4月~10月 9:00~17:00、11月~3月 9:00~16:00
・料金 大人・高校生1300円、小・中学生450円
・アクセス JR日光駅・東武日光駅から東武バスに乗車、「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで「神橋」下車徒歩8分。
・ホームページ
鬼怒川温泉
年間約200万人もの観光客が訪れる栃木県を代表する温泉地が鬼怒川温泉です。江戸時代には大名や僧侶など特権階級のみが利用できる温泉地であり、明治時代以降に一般大衆にも開かれました。疲労回復、神経痛、関節痛、筋肉痛、健康増進などへの効能があると言われています。
バブル経済崩壊後、一部旅館の経営が悪化し、倒産した跡地が放棄されたことでホテル廃墟群と化し、廃墟・心霊スポットとしても知られるようになりました。とはいえ、約40もの旅館が現在も経営されており、鬼怒川沿いにびっしりと旅館が立ち並ぶ姿は圧巻です。周囲にはテーマパークも複数あり、家族旅行にもおすすめですし、鬼怒川の清流を眺めながら一人旅でのんびり過ごすのもありです。
・営業時間 各宿泊施設による
・アクセス 東武鬼怒川温泉駅下車
那須サファリパーク
那須塩原市にある那須サファリパークではトラやゾウ、キリン、ライオンなどはもちろんホワイトタイガーのような珍しい動物まで飼育されています。ガラスや柵越しでは味わえない、動物の迫力を感じることができます。また、子供でも草食獣へのエサやりができるので、子連れ旅行にも最適でしょう。
その他にも、ゾウの背中に乗るゾウライドサファリ体験、夜のサファリを体験できるナイトサファリなども実施されています。特にナイトサファリではトラなど夜行性の動物が活発になり、昼間とは異なる面白さがあります。雨天時でも営業しているのは嬉しいポイントです。
・営業時間 9時00分 ~ 17時00分(季節により変動があるため、ホームページ要確認)
・料金 大人2800円、子供1900円
・アクセス JR黒磯駅から関東自動車バス乗車17分、那須サファリパーク入り口下車
・ホームページ
那須どうぶつ王国
那須どうぶつ王国はスナネコやアムールトラ、ハシビロコウ、ニホンライチョウなど様々な動物が飼育されている動物園です。屋内施設中心のため、雨天時でも問題なく観光できます。園内の王国ファームでは愛犬と散歩しながら散策でき、ドッグランも兼ね備えているため犬連れ旅行にもおすすめです。その他、オットセイ・猫・ワシやミミズクなどの猛禽類によるパフォーマンス、ペンギン・アザラシへのエサやり、ラクダ乗車体験も実施しています。
園内にはバーベキューガーデンがあり、2800円でビーフやポーク、カレー、デザートなどが食べ放題です。みんなでワイワイ楽しみたい方は是非那須どうぶつ王国を訪れてください。
・営業時間 9時~17時(季節により変動があるため、ホームページ要確認)
・料金 大人2400円、子供1000円
・アクセス 【車】東北道那須ICより国道4号と県道305経由約30分、白河ICより国道4号と県道68号経由約15分
【電車】JR那須塩原駅より無料シャトルバス利用
・ホームページ
那須ハイランドパーク
那須ハイランドパークは観覧車や迷路、ウォーターコースター、ティーカップなど様々なアトラクションを楽しめる遊園地です。標高550メートルの高台に位置しており、那須高原の大自然を間近に感じながら遊ぶことができます。3歳から楽しめるリバーアドベンチャーから、F²のような絶叫系コースターまで幅広い年代の方が一様に楽しむことができます。
那須ハイランドパークも那須どうぶつ王国と同様犬連れにおすすめであり、併設ホテルにはワンちゃんと一緒に宿泊できます。また、キャンプ場が設けられており、那須の星空のもとで大自然を感じながら日常を忘れることができます。
・営業時間 営業:9:30~17:00 (季節により変動するので、ホームページ要確認)
・料金(入園料) 大人1600円、子供800円
ファンタジーパスセット(入園+1日乗り放題パス)は大人5600円、子供3900円
・アクセス 【車】東北自動車道 那須I.Cより約20分。東北自動車道 黒磯板室I.Cより約30分。
【電車】那須塩原駅から関東バスで約70分。
・ホームページ
那須高原
那須高原は那須連山の東に広がる高原です。標高約300メートルで、夏場は平地より涼しいため避暑地として人気です。
そんな那須高原で体験したいのが、大自然の中でのハイキングです。お手軽コースとしておすすめなのが、那須平成の森でのハイキングです。那須御用邸の一部を開放したこの地で、森林のマイナスイオンを浴びて都会の喧騒を忘れましょう。所要時間は約一時間です。その他のハイキングコースとして、マウントジーンズ那須のゴンドラを利用してゴンドラ山頂周辺を茶臼岳など那須連山を見ながらのんびり散歩するコースもあります。所要時間は40分ほどです。各自の体力に合わせて、ハイキングコースを選んでください。
・アクセス JR黒磯駅からバスで約30分
殺生石
殺生石は那須湯本温泉付近にある溶岩観光スポットです。松尾芭蕉がおくのほそ道の道中に殺生石を訪問したことでも知られます。鳥羽上皇に関わる「九尾の狐」伝説も残っており、歴史を感じることができるスポットです。
名前の由来は殺生石付近から硫化水素など有毒ガスが吹き出しており、獣の命を奪っていたためとされています。現在も硫黄の匂いが充満しており、ガス噴出量が多いと立ち入り規制が実施されます。毎年5月には、火祭り・御神火祭が開催されており、那須温泉神社から松明行列が練り歩きます。那須湯本温泉で宿泊される方は是非足を延ばして下さい。
・アクセス JR那須塩原駅から関東バスで約50分
華厳の滝・中禅寺湖
華厳の滝は中禅寺湖から降り注ぐ高さ97メートルの滝です。数多くの滝が存在する日光エリアですが、その中でも特段の存在感を放ちます。観瀑台が設置されており、エレベーターで滝のすぐ近くまで下ることができます。滝の轟音や水しぶきを間近に感じたい方は観瀑台まで向かうことをオススメします。
中禅寺湖は標高1269メートルにある男体山の噴火により誕生した堰止湖です。かつては神仏信仰の修行の場とされていました。湖の周りを一周するハイキングコースが整備されているため、ハイキングを行うのも良いですし、ボートを借り湖上から男体山を眺めるのも良いでしょう。紅葉の季節は山々が赤く染まり、湖とのコントラクトが最も映える時期なのでオススメてす。
・アクセス(華厳の滝) JR・東武日光駅から東武バス中禅寺温泉行きまたは湯元温泉行き乗車約50分、「中禅寺温泉」バス停下車徒歩約5分
・アクセス(中禅寺湖) 【電車】JR・東武日光駅から東武バス中禅寺温泉行きまたは湯元温泉行きで約45分「中禅寺温泉」下車徒歩約5分
【車】日光宇都宮道路清滝ICから約25分
湯滝・湯ノ湖
湯ノ湖は中禅寺湖より更に標高の高い場所に位置する湖です。周囲は約3キロメートルと中禅寺湖と比較するとかなり小規模な湖となります。そして、その湯ノ湖から流れ落ちる高さ70メートルの滝が湯滝です。滝壺近くの観瀑台から湯滝を見上げることができます。
中禅寺湖から竜頭の滝・戦場ヶ原などを経由して湯ノ湖まで至るハイキングコースが整備されており、ハイキング好きな方にはピッタリの観光地となります。また、湯ノ湖周辺にはその名の通り温泉が湧き出しており、湖畔の湯元温泉では足湯で気軽に温泉を楽しむことができます。旅の疲れを是非ここで癒やしてください。
・アクセス(湯滝) JR日光駅または東武日光駅から湯元温泉行バス乗車約1時間15分、「湯滝入口」バス停下車、徒歩5分
・アクセス(湯ノ湖) JR日光駅・東武日光駅から「湯元温泉」行きバス乗車1時間20分、「湖畔前」バス停下車すぐ
男体山
日本百名山の一つに数えられる男体山。中禅寺湖湖畔に佇む雄大な姿を見せてくれます。日光二荒山神社の境内地でもあり、山頂には神社の奥宮と奉納された大刀があります。また、麓から見る中禅寺湖とのコントラストはどの季節であっても圧巻です。
4月25日~11月11日は登山期間であり、山頂への登頂にチャレンジできます。頂上では360度の大パノラマが広まっており、中禅寺湖や視界が良ければ遠く富士山まで眺むことができます。ただし、往復5〜6時間かかる難易度の高い登山コースであるため、登山をする場合は時間に余裕も持ちましょう。ちなみに、毎年7月31日には登拝祭が開催されます。
・アクセス JR・東武日光駅より東武バス湯元温泉行きバス乗車、約50分「二荒山神社中宮祠」バス停下車、登山口まで徒歩1分
足尾銅山
かつて日本一の鉱都とも呼ばれた足尾銅山。その歴史は江戸時代に遡り、当時は幕府直営の銅山として繁栄しました。明治時代以降は古河市兵衛の経営により更に軌道に乗り、明治政府の富国強兵政策を陰から支えました。当時は、日本国内の銅の40%が足尾銅山で産出されたと考えられます。同時に、足尾鉱山事件を代表する環境汚染問題を引き起こし、田中正造が国会でこの件に言及するなど、負の歴史も持ち合わせています。最終的には1973年に閉山となりました。
現在は当時の坑内の一部が開放され、重労働の様子が人形によりリアルに再現されています。また、銅山に隣接している渡良瀬川の水辺で遊ぶこともできます。
・営業時間 9:00~17:00
・料金 大人830円、小・中学生410円
・アクセス JR日光駅または東武日光駅から市営バスで53分
・ホームページ
東武ワールドスクウェア
東武ワールドスクウェアは「世界の遺跡と建築文化を守ろう」をキャッチコピーにしたテーマパークです。そのキャッチコピーの通り、園内には25分の1サイズで精巧に再現された世界各地の建造物が並んでいます。園内は日本ゾーン、アメリカゾーン、エジプトゾーン、アジアゾーン、ヨーロッパゾーンなどに分かれており、102もの建築物が再現されています。具体的には、国会議事堂、サン・ピエトロ大聖堂、自由の女神、ホワイトハウス、ピラミッド、スフィンクス、ヴェルサイユ宮殿、エッフェル塔などです。
夏には園内にシャクナゲが咲き、訪問客を癒やしてくれます。冬には毎年イルミネーションが実施され、凱旋門やミラノ大聖堂などがライトアップされます。
・営業時間 9時~17時(但し、12月1日~3月19日は9時30分~16時)
・料金 当日券:大人2,800円、小人(4歳~小学生)1,400円
・アクセス (車)日光宇都宮道路「今市IC」から約20分
(電車)東武鬼怒川線「東武ワールドスクウェア駅」下車すぐ
・ホームページ
道の駅 うつのみやろまんちっく村
道の駅 うつのみやろまんちっく村は宇都宮市にある、広さ46haになる道の駅です。道の駅らしく、地元野菜や果物、卵や惣菜、焼き立てパンなどをお得に購入できます。また、旬の地物食材を使用するレストランやブルワリーもあり、食事に困ることもありません。
施設内にはプール、広大な芝生広場、ドッグラン、散策路が設けられた森などがあり、様々な楽しみ方ができます。更に、天然温泉設備も設けられており、運動後の疲れを温泉で癒せます。このように道の駅 うつのみやろまんちっく村では、あらゆる体験・サービスが揃っており、子連れ旅行はもちろん、ペットとの旅行や一人旅でも是非訪れたいスポットです。
・営業時間 直売所 08:30~18:00、フードコート 10:00~18:00、麦の楽園・ゆず庵・アグリスパ・湯処あぐり 10:00~21:00
・アクセス 【電車】JR「宇都宮駅」から「ろまんちっく村行」バス約35分
【車】東北自動車道「宇都宮IC」より5分
・ホームページ
大谷資料館
大谷資料館は宇都宮市大谷付近で採掘される大谷石に関する資料館です。大谷石とは石英や斜長石を主として構成される石で、柔らかく加工しやすい特性から建材分野で広く使用されています。
大谷資料館ではそんな大谷石の魅力を思う存分味わうことができます。資料館は大谷石採掘場跡にあり、大谷石で囲まれる地下空間に入る際は、まるで地下神殿を散策するような気分が味わえます。ちなみに、地下採掘場の広さは2万平方メートル、深さは30mにもなります。また、坑内の平均気温は年間を通して約8℃と寒いため、夏場でも上着を持参するのが良いでしょう。時期により、巨大地下空間を利用した美術展示やコンサートが実施されているため、要チェックです。
・営業時間 4月〜11月/9:00〜17:00(最終入館16:30)、12月〜3月/9:30〜16:30(最終入館16:00)
・料金 大人800円 小人(小・中学生)400円
・アクセス JR宇都宮線JR宇都宮駅西口から関東バス立岩行きで約30分「資料館入口」下車徒歩約5分
・ホームページ
古峯神社
古峯神社は鹿沼市にある神社で、天狗の社として知られています。天狗は災厄を追い払ってくれる存在だと考えられており、神社内には天狗に関連する置物が数多く並びます。同時に、日光修験の道場としての歴史があり、古くから家内安全や豊作が願われてきました。古峯神社の御朱印は他の神社の御朱印と比べると、迫力があり人気となっています。
神社参拝におすすめの季節は紅葉シーズンです。境内のあらゆる場所が紅く染まり、神社に華やかな彩りを与えます。日光の信仰の歴史を感じたい方は、是非古峯神社を訪れてください。
・営業時間 8:00~17:00
・アクセス JR日光線 鹿沼駅からバスで60分(リーバス古峯原線乗車『古峯原神社』下車)/東武日光線 新鹿沼駅からバスで50分
・ホームページ
あしかがフラワーパーク
あしかがフラワーパークは年間を通じて美しい花々が咲き誇る花のテーマパークてす。早春の1月や2月には冬咲きボタンやロウバイ、夏には睡蓮やさるすべり、ランタナ、秋にはアメジストセージなどが見頃を迎えます。また、日本三大イルミネーションにも選出された、花と華やかな光のコラボレーションも見逃せません。花売り場が設けられており、お土産にお花を持ち帰ることができます。
特に毎年4月から5月の藤の季節には、長さ80メートルにも及ぶ藤棚が現れ、訪れる人々を魅了します。なんとこの藤は樹齢約150年にもなります。栃木県天然記念物に選定された美しさと生命の力強さを体感したい方は、是非あしかがフラワーパークを訪問して下さい。
・営業時間 10:00~17:00(季節により変動)
・料金 大人600円、子供300円
・アクセス 【電車】JR両毛線あしかがフラワーパーク駅から徒歩で約3分
【車】北関東自動車道 足利ICから約15分
・料金
真岡鐵道
真岡鐵道は茨城県筑西市から栃木県茂木町を結ぶローカル鉄道です。真岡鐵道は地元の方の足として活用されているのは勿論、SLを運行しているため、子供達や鉄道ファンに人気の観光地となっています。田園風景の中をのんびりと走るSLは一昔前の日本の日常を感じさせます。そんな真岡鐵道の旅でおすすめの季節は春です。桜と菜の花が咲き誇る中をSLがモクモクと煙をあげて走る様子は、鉄道ファンでなくても胸が高まるはずです。
また、真岡駅に併設されたSLキューロク館では大正時代に製造されたSLが展示されています。のんびりと穏やかな田園風景を眺めながら旅をしたい方や鉄道ファンの方は、是非真岡鐵道での鉄道旅をお楽しみください。
・ホームページ
その他の観光名所
今までご紹介した17の観光名所以外にも、いろは坂、竜頭の滝、戦場ヶ原、日光二荒山神社、鬼怒川ライン下り、日光さる軍団、日光江戸村、龍王峡、湯西川温泉、那須ロープウェイ、那須高原りんどう湖ファミリーパーク、アルパカ牧場 那須ビックファーム、茶臼山、磯山神社、アジアンオールドバザール、益子の益子焼き、大平山などの魅力あふれる観光地が栃木県はにはあります。
また、訪れたい道の駅として、道の駅しもつけ、道の駅もてぎ、道の駅日光街道ニコニコ本陣、道の駅湯西川、道の駅 湧水の郷しおやなどがあります。こ興味のある観光地があれば観光マップなどを参照にしながら現地を訪れてみてください。
栃木県観光モデルコース
一泊二日
●1日目
・午前
宇都宮で餃子を食す→日光へ移動
・午後
日光東照宮参拝→華厳の滝・中禅寺湖・男体山観光
●2日目
・午前中
那須サファリパーク訪問
・午後
那須高原を散策→殺生石鑑賞→佐野ラーメンを食す
二泊三日
●1日目・2日目
一泊二日の際の旅程と同じ
・午前
あしかがフラワーパーク訪問
・午後
大谷資料館観光→道の駅 うつのみやろまんちっく村訪問
栃木県(宇都宮)へのアクセス
関東から
①新幹線
東京から宇都宮への最速の移動手段は新幹線です。東北新幹線のやまびこ号・なすの号のいずれかに乗車して宇都宮駅まで向かいます。所要時間は1時間弱となります。宇都宮駅からはトヨタレンタカーやニコニコレンタカーでレンタカーを借りて日光や那須など県内各地へ移動するのがおすすめです。
②在来線・東武鉄道線
東京上野ラインに乗車して、宇都宮まで移動します。新宿駅から宇都宮駅までの所要時間は約1時間40分です。また、東武鉄道線を利用して宇都宮へ向かうこともできます。所要時間は2時間〜2時間30分です。特急スペーシア号やリバティ号を利用すればより早く移動できます。
③車
首都高から川口JCTで東北自動車道に乗り換えます。川口JCTから約100km車を走らせると宇都宮ICに到着します。所要時間は約2時間です。
関西から
①新幹線
JR新大阪駅・京都駅などから東京行きのぞみ号に乗車して、東京駅で東北新幹線やまびこ号・なすの号のいずれかに乗り換え宇都宮駅に向かいます。所要時間は約3時間30分です。宇都宮駅からはトヨタレンタカーやニコニコレンタカーでレンタカーを借りて県内を移動するのがおすすめです。
②高速バス
大阪発・栃木行きの夜行バスとちの木号が運行されています。運賃は新幹線利用時と比較すれば割安ですが、所要時間は約10時間です。とにかく旅費を抑えて旅をしたい方向けの移動手段です。
③飛行機
関西から栃木行きの直通便は出ていません。羽田空港もしくは成田空港から電車を利用して移動する必要があります。羽田空港からは宇都宮直通高速バス・マロニエ号羽田空港が運転されています。
オトクな切符
那須高原フリーパス券
JR黒磯駅や那須塩原駅から那須高原、那須どうぶつ王国、那須ハイランドパーク、那須サファリパークなどを含む那須地域一帯の関東バスが乗り放題となる切符です。有効期限は2日間で、料金は大人2600円、子供1300円です。また、那須ロープウェイの運賃が1割引となる特典も付きます。塩原温泉観光協会、那須塩原市観光局や黒磯駅周辺などで購入できます。
まるごと日光東武フリーパス
まるごと日光東武フリーパスは日光地区の東武鉄道(下今市駅〜東武日光駅、下今市駅〜新藤原駅)と東武バスが乗り放題となるフリー切符です。浅草駅や曳舟駅など都内の東武鉄道駅で購入でき、料金は購入駅から下今市駅間の往復運賃込みとなっています。フリー区間内には、日光東照宮や中禅寺湖・華厳の滝・湯滝・鬼怒川温泉などが含まれており、日光を周遊したい方には最適な切符となっています。有効期限は3日間です。
ふらっと両毛 東武フリーパス
佐野市や足利市、群馬県の館林市や伊勢崎市などの東武鉄道区間と各エリアを運行する主要東武バス路線がフリー区間となるパスです。こちらも、浅草駅を始めとする都内の東武鉄道駅にて購入可能で、料金には購入駅から茂林寺前間の往復運賃が込みとなっています。あしかがフラワーパーク訪問や、佐野ラーメン食べ歩き、更には群馬県に足を延ばしたい方におすすめの切符です。有効期限は3日間となります。
その他のおすすめ切符
その他のおすすめ切符としてまるごと日光・鬼怒川東武フリーパス、常総線・真岡鐵道線共通一日自由きっぷ、日光東照宮参拝などに適した「世界遺産めぐり手形」、大谷観光1日乗車券、宇都宮で餃子を食べ歩く方におすすめの「きぶな一日乗車券」などがあります。
おすすめホテル・旅館
日光・鬼怒川温泉エリア
・ふふ日光
・ザ・リッツ・カールトン日光
・日光金谷ホテル
・中禅寺金谷ホテル
・オーベルジュはなぶさ日光
・鬼怒川温泉 ホテル栂の季
・鬼怒川温泉 山楽
・大江戸温泉物語 日光霧降高原
宇都宮エリア
・リッチモンドホテル宇都宮駅前
・フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮
・ダイワロイネットホテル宇都宮
・スーパーホテル宇都宮
・ホテルアーバングレイス宇都宮
・JR東日本メッツ宇都宮
足利・佐野エリア
・ニューミヤコホテル足利本館
・東横イン栃木足利駅北口
・カンデオホテルズ佐野
・スーパーホテル佐野藤岡
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