愛知県西部に位置する豊橋市は、古くから東海道の宿場町として栄えてきました。現在も宿場町として栄えた往時の史跡が残り、当時から旅人に愛されてきたご当地グルメ・菜めし田楽などを味わうことができます。歴史とご当地グルメを求めて豊橋へふらっと旅行に訪れませんか?
ご当地グルメ
鰻
愛知県は鰻の生産量全国第2位となる鰻の一大生産地です。中でも豊橋市は明治29年から鰻の養殖を開始した県内有数の歴史を持ちます。また、豊橋市から車で約一時間の西尾市一色町は愛知県産鰻の生産量約7割を占める鰻王国となっています。
愛知県産の鰻は河口で採取した鰻の稚魚・シラスウナギを30℃程度に保たれた養殖池で半年から一年成長させて出荷されます。豊かな豊川水系の恵みを受けて育った鰻は、ふっくら・ふわふわの食感に濃厚な脂の旨味が見事に融合し、鰻の持つ濃厚な旨味が口の中で爆発するでしょう。
愛知で鰻といえばひつまぶしが有名ですが、最もおすすめの味わい方は鰻重です。蓋を開ければ香ばしいタレの香りが、口に入れればふっくら濃厚な脂の旨みがたまりません。豊橋市内には老舗の鰻の名店が多くありますので、ぜひ現地でご賞味ください。
・おすすめ店舗
のぼりや、うなぎ 丸よ、正楽(豊川市)、ドンマイ京楽軒(豊川市)
菜めし田楽
菜めし田楽とは、白米に細かく刻んだ大根の葉を入れた菜飯に、炭火で焼いた豆腐田楽を組み合わせた料理です。豊橋では江戸時代から旅人相手に菜めし田楽が提供されてきました。
豊橋で菜めし田楽を味わう際はミシュラン掲載実績を持つ「菜めし田楽きく宗」を訪れましょう。江戸中期創業のきく宗ですが、当時からの秘伝のレシピを守り続け、今でも創業時そのままの美味しさを味わえます。国産大豆を使用した自家製の豆腐に、岡崎産の八丁味噌をつけて提供される田楽味噌は菜飯との相性抜群です。また、菜めし田楽以外にも味噌煮込みうどんや湯豆腐定食も提供されます。
大根の葉・味噌などが使用される菜めし田楽は非常にヘルシーで、栄養価にも優れます。豊橋で江戸時代から愛されてきたご当地グルメをぜひご賞味ください。
・おすすめ店舗
菜飯田楽 きく宗、なめし田楽 いちょう
豊橋牛
豊橋牛とは豊橋市内の西村牧場で飼育されるホルスタイン種のブランド牛です。ホルスタイン種は主に乳牛として飼育されますが、豊橋牛の良質な肉質が評判を呼び豊橋の新ブランドとして徐々に認知されるようになってきました。
豊橋牛の特長は赤身の質の良さです。その秘訣は樹皮炭や麦わら・木酢液などを配合した独自の餌とストレスを感じることのない広々とした牛舎の環境にあります。ホルスタイン種が硬い・品質が劣るとイメージを持っている方は、豊橋牛の柔らかくジューシーな赤身肉の美味しさに驚くことでしょう。
豊橋牛はホルスタイン種であることや知名度が一般に浸透していないことから、リーズナブルな価格帯で味わえます。飽きずにいつまでも食べ続けられる上質の赤身肉を味わいたい方はぜひ豊橋牛をご賞味ください。
・おすすめ店舗
豊橋焼肉ときわ
豊橋カレーうどん
豊橋市を代表する絶品B級グルメが豊橋カレーうどんです。町おこし活動に合わせて2010年頃から本格的に知名度が高まったカレーうどんですが、この地でしか味わえない独特のカレーうどんを求める根強いファンを持ちます。
豊橋カレーうどん最大の特徴は、カレーうどんの下にとろろご飯を敷き詰めることです。そのため、カレーうどんを食べ尽くしたあとにカレーライスまで味わえるという一度に二度美味しいグルメなのです。また、カレーうどんに使われるうどんが100%自家製麺であることや、豊橋市が生産量日本一を誇るうずら卵を具として使用していることが豊橋カレーうどんを名乗る条件となります。
シーフード入りのうどんやチーズを加えたうどんなど店舗ごとにバリエーションが異なるので、是非食べ比べてみてください。
・おすすめ店舗
勢川 本店、玉川うどん 豊橋広小路本店、つるあん 本店、大正庵
あんかけスパ
あんかけスパとは1960年代から愛知県民に愛されてきたご当地グルメです。中でも愛知県内では豊橋市と隣の豊川市にのみ店舗を構える「スパゲッ亭チャオ」は、豊橋のソウルフードとして地元から高い評価を受けています。中でもチャオ本店は、まるで昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな内装がたまりません。
そもそもあんかけスパとは、茹でた太い麺をラードなどで炒め、その上に玉ねぎ・ピーマン・ベーコン・じゃがいも・ウインナーなどの具材が入ったトマトソースをかけ、味付けにたっぷり胡椒をふりかけた料理です。ジャンクフードと思われがちですが、体に優しいラードが使われ、更に野菜もたっぷり使用されるため実はとても健康的な料理なのです。
一般的なパスタとは一味異なる刺激的なスパゲッティをぜひご賞味ください。
・おすすめ店舗
スパゲッ亭チャオ 本店、パスタ・デ・ココ 豊橋下地店、ぺぱーと(豊川市)
観光スポット
のんほいパーク(豊橋総合動植物公園)
のんほいパークは動物園・植物園・遊園地・地域史博物館が一体となった総合テーマパークです。
動物園エリアでは、ゾウ・ライオン・ペンギン・キリン・ホッキョクグマなど130種・800頭もの動物たちが飼育されています。ウサギなどとのふれあい体験・乗馬体験・餌やり体験などの各種体験コースが実施されているので、興味があればぜひご参加下さい。
地域史博物館エリアでは、恐竜の骨格展示コーナーが一番人気となっています。エドモントサウルスの本物の全身骨格やティラノサウルス・トリケラトプスなどの再現全身骨格は迫力満点です。
植物園エリア内の大温室では、熱帯・亜熱帯の植物を中心に約850種類が展示されており必見です。また、遊園地エリアでは、子どもたちが大好きな大観覧車・ゴーカートなど13種のアトラクションが楽しめます。このように、大人から子供まで全員が楽しめる遊園地なので、家族旅行の際はぜひご訪問ください。
・営業時間 9:00~16:30(入園は16:00まで)
・料金 大人600円、小中学生100円、乳幼児無料
・アクセス 【公共交通機関】JR二川駅南口から徒歩6分
【車】国道23号豊橋東バイパス小松原ICより車で約5分。
・ホームページ
伊古部海岸
伊良部海岸は豊橋市南部の太平洋沿いに面する海岸です。海岸からは茫洋たる太平洋、浜名大橋などが望めます。
訪問に最もおすすめの時間帯は朝です。遮るものが何一つない太平洋の地平線から昇る朝日の美しさは圧巻であり、早起きしてでも見に行く価値があります。
伊良部海岸はサーフィンに適する良質な波が発生するため、夏場には多くのサーファーが集います。また、釣りスポットとしても知られ、季節を問わず釣り人が海岸に集まります。一方、離岸流が発生しやすいため、海水浴には向きません。
伊良部海岸はNHKの朝ドラ「エール」の撮影地になったことでも知られます。海岸にはエール撮影を記念したオブジェがあるので、朝ドラファンの方はぜひ写真撮影を行いましょう。
・アクセス 豊橋駅から車で約30分
豊橋公園(吉田城 鉄櫓)
豊橋公園は豊橋市中心部にある21.6haの広さを誇る公園です。公園内一番の見所は吉田城・鉄櫓となります。吉田城は戦国大名・牧野古白により1505年に建設された城です。当時の鉄櫓は火災などにより消失しましたが、1954年に完全復元され現在に至ります。
城跡以外にも、美術博物館やテニスコート・野球場などのスポーツ施設が公園内にはあります。美術博物館では、豊橋ゆかりの美術家の作品・民俗資料・陶磁器・吉田城の発掘資料や歴史資料などが展示されているため、公園訪問の際は併せてお立ち寄りください。(美術館の詳細は以下に記載あり)
豊橋公園は愛知県内屈指の桜の名所としても知られます。敷地内には約500本のソメイヨシノが植えられ、ライトアップも実施されます。毎年3月下旬〜4月上旬頃に見頃を迎えるため、この時期に豊橋を訪れる場合はぜひ豊橋公園の桜をご覧ください。
・料金 無料
・アクセス 【公共交通機関】豊鉄市内電車『市役所前』下車徒歩約5分
【車】東名高速豊川ICから10km20分
・ホームページ
伊良湖岬灯台(田原市)
伊良湖岬灯台は渥美半島最先端に立つ1929年建設の白亜の灯台です。その美しい外観が認められ日本の灯台50選に選出されています。中でも夕陽の落ちる時間帯は、灯台と海が赤々と染まり感動的な景観を楽しむことができます。
灯台からは太平洋・伊勢湾・三河湾の広大な海原が広がります。また、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台として知られる神島が目の前に浮かびます。灯台の周りには遊歩道が設置されているので、のんびり散策しながら景色を楽しむのも良いでしょう。
岬の直ぐ側には日本の渚100選に選ばれた美しい弓なりの砂浜・恋路ヶ浜が広がります。恋路ヶ浜と灯台共に恋人の聖地に認定されており、幸せの鐘や願いのかなう鍵なども近くに設置されているので、カップルでの訪問もおすすめです。
・料金 見学無料
・アクセス 【公共交通機関】JR「名古屋」駅から、JR「豊橋」駅下車。豊橋鉄道「新豊橋」駅から、豊鉄バス休暇村経由で「伊良湖岬」バス停下車。徒歩約12分
【車】東名高速道路「豊川IC」より約90分
伊良湖菜の花ガーデン(田原市)
伊良湖菜の花ガーデンは渥美半島先端付近にある菜の花の名所です。毎年1月〜3月にかけて4haの敷地内に20万本もの菜の花が咲き誇り、絨毯がひかれたかのように周囲を黄色一色に染めます。直ぐ側には青い海が広がり、菜の花とのコントラスは圧巻です。また、夜にはライトアップが行われ、昼とは異なる美しいを見せます。
元々、渥美半島は菜の花の名所として名高く、半島全体で1000万本以上の菜の花が咲き誇ります。初春に渥美半島をサイクリング・ドライブすれば、道沿いで咲き乱れる菜の花をたっぷり目に焼き付けることができるでしょう。
菜の花ガーデンでは、毎年7月中旬頃から菜の花に変わりひまわりが見頃となります。サンフィニティという小さな品種ですが、何千という花が一斉に花開くため迫力は十分です。季節ごとに美しい花々が楽しめる伊良湖菜の花ガーデンをぜひご訪問ください。
・アクセス 【公共交通機関】JR「名古屋」駅から、「豊橋」駅下車。豊橋鉄道バス伊良湖本線「伊良湖ガーデンホテル前」バス停下車すぐ
【車】音羽蒲郡ICから約90分
豊橋市美術博物館
豊橋市美術博物館は豊橋公園の一角に立つ美術博物館です。博物館内には豊橋出身の画家である星野眞吾や中村正義の作品など、日本画・洋画合わせて数百点の絵画が収容されています。時期により普段はお目にかかれない絵画が展示される企画展も実施されているので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
絵画以外にも、豊橋市ゆかりの歴史資料や考古資料・朝鮮や中国の陶磁器・工芸作品・写真・書などが展示されています。特に歴史資料は古くは縄文時代の土偶や古墳時代の埴輪から、中世・近世以降の吉田城の出土品や吉田城家紋瓦などそのラインナップは豊富です。
美術博物館内にはコーヒーなどが楽しめるカフェが併設されているので併せてご利用ください。なお、博物館は令和5年後期まで休館予定となるためその間訪問することはできません。
・営業時間 9:00~17:00
・料金 常設展は無料
・アクセス JR・名鉄「豊橋」駅から「豊橋」駅東口より豊鉄市内線(市電)に乗りかえ「豊橋公園前」下車。徒歩3分
・ホームページ
葦毛湿原
豊橋市東部に位置する葦毛湿原は「東海のミニ尾瀬」とも呼ばれる緑の観光スポットです。湿原は標高70m程度の傾斜地に広がり、面積は約3.2haあります。花の百名山に選出されており、2021年には国の天然記念物にも指定されました。
湿原内にはミカワバイケイソウやトウカイコモウセンゴケなどの地域固有種や9月に見頃を迎えるシラタマホシクサなど250種類もの植物が見られます。また、ヒメヒカゲやハッチョウトンボなどの昆虫や、シジュウカラやルリビタキなど里山に暮らす鳥も観察できます。
湿原内には遊歩道が設置されており、のんびり自然の中で散歩を楽しむことができます。都会からほど近い緑のオアシス・葦毛湿原をぜひご訪問ください。なお、貴重な湿原であるため花や昆虫の採取、ペットの連れ込みなどは禁止されています。ルールを守って皆で気持ちよい観光をしましょう。
・アクセス 豊鉄バス・飯村岩崎線『岩崎・葦毛湿原』下車徒歩15分
二川宿本陣資料館
二川宿本陣資料館は、江戸から数えて東海道第33番目の宿場町として栄えた豊橋市の歴史を最も感じられる観光スポットです。施設は大名が寝泊まりし、表門や土蔵・母屋などが現存する「本陣」跡・旅人のための旅籠屋「清明屋」跡・東海道の旅の様子を展示した「資料館」の3つで構成されています。特に本陣は二川宿と草津宿のみにしか現存していないため、大変貴重な建造物となります。また、資料館では浮世絵刷りや双六ゲームを楽しめる体験コーナーがあり子供にもおすすめです。
資料館から約250mの場所には「駒屋」という江戸時代の商屋があり、一般公開されています。駒屋は無料見学可能で、カフェやお土産販売店が併設されています。江戸時代の町並みと貴重な史跡が残る二川宿本陣資料館に、歴史を感じるために訪問しましょう。
普門寺
普門寺は奈良時代に開創された高野山真言宗のお寺です。中世には数多くの寺院や坊院を傘下に収め隆盛を誇ったと考えられます。
寺院には、平安時代に製造された「木造阿弥陀如来坐像」や「木造四天王立像」を含む4体の国指定の重要文化財や、寺のシンボルであり市の天然記念物に指定されている樹齢400年超の「普門寺の大杉」などがあります。重要文化財が公開される時期は限られるので、この時期を狙って訪問するのがおすすめです。
普門寺訪問に最もおすすめの時期は紅葉で境内が紅く染まる11月下旬です。この時期にはもみじ祭りが開催され、「豊橋のもみじ寺」と呼ばれる普門寺の美しい姿を拝めます。また、境内に植えられているヒマラヤザクラもこの時期に開花するため、紅葉との美しい共演を楽しめます。
・営業時間 8時~16時
・アクセス 【公共交通機関】JR東海道線「新所原駅」北口・天竜浜名湖鉄道「新所原駅」より 徒歩40分
【車】東名高速 三ケ日ICより30分
・ホームページ
賀茂しょうぶ園
豊橋市北部にある賀茂しょうぶ園は、729年創立で今川氏親や徳川家康にゆかりのある賀茂神社境内に整備されたフラワーガーデンです。毎年5月中旬〜6月中旬にかけて「花しょうぶ祭り」が開催され、300種・37000株のしょうぶが周囲一面を覆い尽くします。黄色・白・紫など様々な色の花が開花するので飽きることもないでしょう。夜間にはライトアップが行われ、暗闇に浮かぶしょうぶの様子は昼とは異なる美しさを見せます。
また、祭りの期間中には、地元野菜の産直市やひょうたんの即売会など、年度ごとに様々なイベントが開催されます。併せて、みたらし団子店や焼き鳥店などテイクアウト店の出店されるので、ぜひご利用ください。
・アクセス JR東海道本線「豊橋駅」またはJR飯田線・名鉄豊川線 「豊川駅」下車、タクシーで約30分
幸公園
幸公園は公園の中心にある大きな池とその池に架かる「幸福橋」と言う名の橋が特徴の公園です。公園内では季節に応じて4月は桜、5月はツツジや500本以上の藤などの花々が咲き誇ります。
公園には1歳〜3歳くらいの幼児向け滑り台やターザンロープなどから、小学祭向けのアスレチック遊具まで幅広い年齢の子供が遊べる遊具が設置されいます。また新幹線のビュースポットとしても知られ、幸福橋からは猛スピードで通過する新幹線を撮影できます。子供が夢中になれるスポットを訪れたいという方はぜひ幸公園をご訪問ください。なお、公園内はバリアフリーのなっており、ベビーカーや車椅子でも問題なく訪問可能です。
・アクセス 「豊橋駅」から「豊鉄バス西口線」乗車。「西口」バス停下車、徒歩約3分
蔵王山展望台(田原市)
蔵王山展望台は渥美半島にある標高250mの蔵王山山頂にある展望台です。360度の大パノラマが広がる展望台からは地平線まで広がる太平洋の絶景はもちろん、伊良湖岬や知多半島・三河湾、更に晴れていれば遥か彼方に日本アルプスや富士山まで見渡すことができます。更に夜には「日本夜景100選」に選ばれている通り、豊橋市や田原市の美しい夜景が広がります。展望台まで向かうスロープは季節ごとのカラーでライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸成してくれるのでデートにも最適です。
展望台には「蔵王パノラマカフェ」が設置されており、ソフトクリームやスムージーなどが味わえます。絶景を見ながらのスイーツは格別なので、展望台訪問時にはぜひお立ち寄りください。
・営業時間 9:00~22:00
・料金 無料
・アクセス 【公共交通機関】JR「名古屋」駅から、JR「豊橋」駅下車。豊橋鉄道渥美線「新豊橋」駅から、「三河田原」駅より、田原市巡回ぐるりんバスで約10分、権現の森入口停留所下車、徒歩約30分
・ホームページ
サンテパルクたはら (田原市芦ヶ池農業公園)
サンテパルクたはらは農業をテーマにしたテーマパークです。園内にはクイズや映像で農業と自然について楽しみながら学べる「サラダ館」、地元の素材を使用したパンやアイスクリーム作り体験教室、旬の野菜の収穫体験教室、ミニブタやモルモットが飼育されている「小動物園」など子どもたちが夢中になれるスポット・体験教室がいくつもあります。
また、大人でも楽しめるように、春はチューリップ・夏はひまわり・秋はコスモスと四季折々の花々が咲き誇る花畑やかつて豊橋鉄道を走行していた往年の電気機関車の展示などが行われています。更に、地元の新鮮野菜を販売しているマーケットも設置されているので、夜ご飯に使う野菜を買ってから帰宅するのも良いでしょう。
・営業時間 9:00~17:00
・料金 入園無料
・アクセス 【公共交通機関】「豊橋」駅下車後、豊橋鉄道渥美線に乗り換え「三河田原」駅下車。田原市ぐるりんバスサンテパルク線に乗り換え「サンテパルク」バス停下車すぐ
【車】東名高速道路「音羽蒲郡IC」より約60分
・ホームページ
豊川稲荷(豊川市)
1441年に創建された豊川稲荷は年間約500万人の参拝客が訪れ、日本三大稲荷の1つに数えられます。古くから織田信長・徳川家康・今川義元などからも信仰の対象にされてきました。商売繁盛のご利益があると全国から参拝客が絶えませんが、それ以外にも厄除けや家内安全、五穀豊穣などのご利益もあるとされます。
境内には約1000体のキツネ像が奉られてている霊狐塚があります。一体一体に表情が異なるので、ぜひ凝視してご覧ください。その他にも1884年完成の総門や総欅造りの本殿など見るべきスポットは多岐に渡ります。
参拝前後には参道に立ち並ぶ100店舗以上のお土産店や飲食店を散策しましょう。中でも素朴でどこか懐かしいいなり寿司は、豊川稲荷訪問時にはぜひ味わいたいグルメです。「和食処 松屋」や「おきつね本舗」「門前そば 山彦」など美味しいいなり寿司を提供する店舗が数多く立ち並んでいます。
・営業時間 午前5時開門午後7時30分閉門
・アクセス 【公共交通機関】JR「名古屋」駅から、「豊橋」駅で飯田線に乗換え、JR「豊川」駅下車。徒歩10分。
【車】東名高速道路 豊川ICより10分
・ホームページ
赤塚山公園(豊川市)
豊川市にある赤塚山公園は、年間約30万人が訪れる公園です。山桃が自生する赤塚山に位置する公園の敷地面積は25haとなっています。
園内の人気スポットが、淡水魚水族館「ぎょぎょランド」とミニ動物園「アニアニまある」です。ぎょぎょランドでは、市内を流れる豊川に住む鯉や鮎・アマゴなど100種200匹の淡水魚が展示されています。アニアニまあるではフェレットやウサギ・ヤギ・ニワトリなど60匹程度の動物が展示されています。
動物園と水族館以外にも子どもたちが水遊びできる「水の広場」や桜や紅葉を見ながら散策できる「花見広場」、毎年6月中旬から約5000株が一斉に花開く「花しょうぶ公園」などの見所があります。動物園・水族館・お花見スポットと様々な魅力を併せ持つ赤塚山公園をぜひ訪問ください。
・アクセス 【公共交通機関】JR飯田線「三河一宮駅」下車徒歩約5分
【車】東名高速道路「豊川IC」より、新城方面に車で約5分
・ホームページ
その他の観光スポット
・観光スポット
アクアリーナ豊橋、岩屋緑地、豊橋市地下資源館、東三河ふるさと公園(豊川市)、砥鹿神社(豊川市)、白谷海浜公園(田原市)、田原市博物館(田原市)、新居関所跡(湖西市)、弁天島海浜公園(湖西市)
・道の駅
道の駅 とよはし、道の駅 潮見坂(湖西市)、道の駅 田原めっくんはうす(田原市)、道の駅 あかばねロコステーション(田原市)
モデルコース
一泊二日(子連れ旅行編)
●1日目
・午前中
伊古部海岸観光
・午後
のんほいパーク観光→伊良湖オーシャンリゾート宿泊
●2日目
・午前
伊良湖菜の花ガーデン観光→サンテパルクたはら観光
・午後
伊良湖岬展望台訪問
一泊二日(一人旅・大人旅編)
●1日目
・午前
豊橋公園(吉田城 鉄櫓)観光→豊橋市立美術館観光
・午後
二川宿本陣資料館訪問→豊川稲荷観光
●2日目
・午前
蔵王山展望台観光→伊良湖菜の花ガーデン観光→伊良湖オーシャンリゾート宿泊
・午後
伊良湖岬展望台訪問
豊橋へのアクセス
関東から
①新幹線
東京〜豊橋間の移動に最もおすすめの交通手段は新幹線です。豊橋駅ではのぞみ号はすべて通過扱いですが、一部ひかり号と各駅停車ののぞみ号が停車します。東京〜豊橋間の所要時間は、ひかり号利用の場合で約1時間20分・こだま号利用の場合は約2時間です。
②高速バス
千葉駅・東京ディズニーランド・横浜駅・都内各所〜豊橋駅を結ぶ高速バスが昼便・夜行便共に運行されています。所要時間は東京駅〜豊橋駅間で5時間〜6時間です。新幹線と比較すると格安で移動できるので、費用を抑えたい方にはおすすめです。
名古屋から
①JR・名古屋鉄道
名古屋市内から豊橋駅まで移動する場合はJRか名古屋鉄道を利用するのがおすすめです。JR名古屋駅〜豊橋駅間の所要時間は新快速利用で約1時間、名鉄名古屋駅〜豊橋駅(名鉄)間の所要時間は快速特急利用で約50分です。
②新幹線
費用は気にしないのでとにかく最短で移動したいという方は新幹線を利用しましょう。名古屋駅〜豊橋駅間の所要時間は、ひかり号利用の場合は約20分・こだま号利用の場合は約30分です。
お得な切符
渥美線1DAYフリーきっぷ、いこまい豊橋電車・バス 1日フリー乗車券
渥美線1DAYフリーきっぷは豊橋鉄道・渥美線(新豊橋駅〜三河田原駅間)が1日乗り降り自由となるお得切符です。料金は大人1100円・子供550円です。田原市内・渥美半島まで含めて旅をしたい方はこちらの切符を購入しましょう。
いこまい豊橋電車・バス 1日フリー乗車券は豊橋鉄道の市内線・渥美線の豊橋市内区間(新豊橋駅〜杉山駅)・市内を走る豊鉄バスが1日乗り降り自由となるお得切符です。料金は大人1000円・子供500円です。豊橋市内をお得に公共交通機関で移動したい方には最適な切符となっています。なお、両切符とも新豊橋駅など豊橋鉄道の主要駅で購入可能です。
豊橋鉄道からはご紹介した2切符以外にも様々なお得切符が発売されています。詳しくは以下URLをご参照ください。
豊橋往復切符
豊橋往復切符はJR東海が発売するJR名古屋駅〜豊橋駅・二川駅間をお得に往復移動できる切符です。料金は土休日1560円・平日1900円です。通常料金で名古屋駅〜豊橋駅間を往復すると2680円の運賃が必要なので、土休日であれば1120円・平日では780円お得になります。
新幹線を利用して移動したい方向けの新幹線利用券が併せて発売されており、通常990円(自由席)かかる新幹線料金が土休日400円・平日520円で購入できます。名古屋市内から豊橋駅を往復移動する際は、ぜひ往復切符をご利用ください。
おすすめホテル・旅館
(伊良湖岬エリア)
・伊良湖オーシャンリゾート
・休暇村伊良湖
(豊橋駅前エリア)
・ホテルアソシア豊橋
・ホテルアークリッシュ豊橋
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