本ページでは、「鰻を食べるならこの産地で間違い無し!」という5大産地を厳選しました。本ページ紹介の鰻を食せば、満足すること間違いなしですので、鰻購入の際はぜひご参照下さい。
★日本一美味しい牛肉ブランドはこれだ!
うなぎ名産地5選
静岡・浜松の鰻
浜松は日本の鰻養殖発祥の地であり、その歴史は今から100年以上前の明治33年に遡ります。清流・天竜川や三方原台地の豊富な地下水など、ミネラルたっぷりの水で育てられる鰻は栄養満点、そして抜群の味に育つのです。日本の鰻養殖の原点・浜松の鰻は、日本人であれば一度は口にしておきましょう。
・鰻の身はふんわりと柔らかく、ジューシーな旨みたっぷりの脂が口の中いっぱいに広がります。箸を入れると身が簡単に離れ、口へ運べば“蕩ける”と表現したくなるほど柔らかい絶妙な食感です。
・浜松鰻は良質な水と栄養価の高い養殖者こだわりの餌を与えられて育ちます。そのため、脂のり・旨味・身の引き締まりが絶妙の上等な鰻に育ち、贈答品としても喜ばれるでしょう。
ぜひ、浜松の鰻をご賞味ください。
鹿児島・大隅の鰻
鹿児島県は国内に出回る養殖鰻の4割を占める「日本一の鰻県」です。中でも太平洋に突き出した大隅半島は、その恵まれた気候と地勢により、抜群に美味しい鰻が育まれる条件が揃っています。具体的には、①太平洋を流れる黒潮の影響から一年を通して温暖であること②火山灰大地から湧き出るミネラル豊富な地下水で養殖が行われること③黒潮の流れに乗ってくる鰻の稚魚・シラスが豊富に採取されることです。
・良質なミネラル水で育つ鰻は臭みが全くありません。そのため、炭火焼きであれば、口に入れた瞬間に炭の香ばしくも心地よい香りが鼻腔を抜けていき、その後鰻の脂独特の濃厚な風味が口の中で広がるでしょう。
・鹿児島鰻をうな重にすれば、フワフワの身が口の中で自然と崩れ、鰻の脂がアツアツの白飯とタレにまとわりつきます。一度口にすれば箸が止まらなくなるでしょう。
鰻王国・鹿児島の鰻をぜひご賞味ください。
愛知・西尾の鰻
愛知県の鰻生産量は、鹿児島県に次いで全国第2位を誇ります。中でも、西尾市は愛知県産鰻の8割が養殖されているうなぎの町です。なんと、全国に流通する鰻の5尾に1尾が西尾市産であり、市町村別では生産量日本一となります。
愛知県の鰻養殖の歴史は、静岡県同様に明治時代まで遡ります。100年以上、生産者達の間で蓄積・継承されてきた伝統と養殖技術により生産された美味しい鰻を是非ご賞味ください。
・西尾産の鰻は、新子と呼ばれる生後半年ほどの若い鰻を中心に出荷されます。新子は身と皮が柔らかく、良質な脂が乗っていることから小さなお子様でも安心して食べることができおすすめです。
・鰻は、西尾市を流れる矢作川の天然水で育てられます。他の産地は、地下水を使用している場合が多いため、より天然に近い環境で育てられています。また、川の水のみを使用して、無投薬で育てられるため、安心安全の鰻に育ちます。
歴史ある愛知県西尾の鰻を是非ご賞味ください。
宮崎・新富の鰻
宮崎県は鹿児島県と並ぶ九洲を代表する鰻の産地であり、出荷量は全国3位となります。鹿児島県同様に一年を通しての温かい気候や、地下からの豊富なミネラル水という美味しい鰻を養殖する条件が揃っています。また、新富町を流れる一ツ瀬川は日向灘からの天然鰻の遡上ルートであり、古くから鰻の稚魚・シラスウナギの漁が行われてきました。鰻養殖にうってつけの場所、宮崎・新富で育てられた鰻を是非ご賞味ください。
・新富産のうなぎを白焼きで味わえば、素朴なうなぎ本来の風味が口いっぱいに広がるとともに、柔らかな身がほろほろと崩れ、蕩けるような食感と深いコクを味わえます。
・天然鰻も育つ一ツ瀬川流域で育てられる鰻は、ビタミンやミネラル・コラーゲン・EPA・カルシウムなど栄養満点であり、健康維持・増進に役立つこと間違いなしです。
鹿児島と並ぶ九洲の鰻処の味を是非ご賞味ください。
高知・四万十の鰻
四国を代表する鰻の名産地が高知県・四万十川流域です。四万十の鰻の美味しさの秘密は、日本最後の清流・四万十川がもたらす清らかな水と、餌として与えられる四万十川産の川海苔です。このように、清流の恩恵を存分に受けて育つ鰻は、臭みのない美味しい鰻に育つのです。
清流・四万十川は、日本を代表する天然鰻の生息地でもあります。養殖鰻とはひと味もふた味も異なる野生の旨味を、養殖鰻と食べ比べしてみて下さい。
・天然鰻が育つ清流・四万十川の環境に近い条件で育つ養殖鰻は、臭みが一切ないため、鰻本来の風味や味わいを最大限に楽しめます。
・四万十川で採取されたシラスウナギを、徹底した安全管理の元で育てた鰻は、フワフワの食感と程よい脂のりに育ちます。安心安全・絶品の四万十鰻は、手土産や贈答品、親戚の集まりなどの特別なイベントにぴったりです。
日本最後の清流が育んだ四国最高峰の鰻をご賞味ください。
鰻を家で味わおう!
鰻を普段から味わう機会はそうはないと思いますが、特別な機会に味わえば良い思い出になるでしょう。子供から大人まで皆が大好きな鰻は、お正月・お盆などの親戚・子供たちが集まる場にぴったりです。また、合格祝い・成人祝い・結婚記念日・還暦記念などの特別イベントの際に、食卓に花を添えるためにブランド鰻を味わってはいかがでしょうか?
美味しい鰻を選ぶコツ
関東風か?関西風か?
うなぎの蒲焼を購入する際は、ご自身の好みに合わせて関東風蒲焼か、それとも関西風蒲焼かを選ぶようにしましょう。関西風の特徴はパリッと香ばしい仕上がりとなり、関東風はふわっととろけるような仕上がりになります。この違いは製造工程にあり、関西風が焼きのみで仕上げるのに対して、関東風は一度蒸した上で鰻を焼くため食感に差が生まれるのです。また、関西風は腹開き、関東風は背開きで鰻を捌くという違いもあります。
老舗か?通販専門店か?
通販でうなぎを選ぶ場合、老舗店を選ぶか通販専門店を選ぶか迷うことがあるでしょう。老舗店の場合、長年お店で培われてきた秘伝のタレや技術を自宅で手軽に味わえるというメリットがあります。一方、通販専門店の場合、通販に最適化した製造方法を研究して、自宅で最も美味しい状態が味わえるような工夫がなされています。例えば、解凍後の食感が保たれるか・炭火の香りをいかに自宅でも楽しるようにするか、などです。老舗店・通販専門店それぞれに一長一短ありますので、口コミなどを参考にしながら選びましょう。
国内産か?外国産か?
近年、中国産を筆頭に格安の外国産鰻がスーパーや通販で数多く販売されています。外国産鰻の最大のメリットは何と言っても価格面でしょう。国内産の半額程度で購入できることも珍しくありません。
一方、味は大味であり、国内産には遠く及びません。実際に中国産は国産と比較すると、皮がぶよぶよと厚く骨は太く食べづらい、妙に脂っこいなどの傾向があります。そのため、値段は張りますが、贈答品や親族の集まり・お祝いの席などでは美味しい国内産鰻を選ぶことをおすすめします。
美味しく鰻を調理しよう
せっかく美味しい鰻を購入しても、うまく調理できなければ台無しです。ここでは冷凍の蒲焼を美味しく調理する方法を関西風と関東風に分けてご紹介します。
関東風
・調理工程
①大きめの鍋に水を入れ沸騰させます。
②真空パックに入った鰻を鍋に入れます。時間が経てば完成です。(長焼きの鰻1尾サイズの場合の茹で時間は約8分です。購入した鰻に付属している説明書を読んで適当な時間温めて下さい。)
ちなみに、鰻を解凍してから湯がく方と、冷凍状態から一気に湯がく方がいると思います。個人の好みにもよりますが、解凍している間に鰻が劣化する可能性があるため、冷凍状態から一気に湯がくのがおすすめです。なお、電子レンジで加熱することはおすすめしません。なぜなら、レンジの場合、うなぎに含まれる水分まで蒸発してしまい、パサっとした食感になる可能性が高いからです。
関西風
・調理工程
①うなぎを冷蔵庫で解凍します。(解凍目安:4〜6時間)
②フライパンに油を適量引き、予熱します。
③鰻を身の方から焼いていき、香ばしくなったら裏返しましょう。焦がさないように弱火〜中火でゆっくり行うのが良いでしょう。
なお、鰻を解凍する場合、常温解凍しないようにしましょう。常温で解凍すると鰻にダメージを与えてしまい、香りや旨味が落ちる可能性があります。長時間待てないという方は、水道水を使い流水解凍しましょう。所要時間は20分以下です。
★日本一美味しい牛肉ブランドはこれだ!
コメント